Webデザイナーとは
将来性 | ★★★☆☆ |
---|---|
平均年収 | 440万円 |
関連資格 | ウェブデザイン技能検定 Webクリエイター能力認定試験 など |
代表的なキャリアステップ | ・Webディレクター ・Webプロデューサー ・フリーランス(独立) |
Webデザイナーとは、Webサイトのデザインを担当する職種です。
Webデザイナーの主な仕事内容は、大きく分類すると以下の4つです。
(1)サイトの要件を整理する
(2)ワイヤーフレームを作る
(3)デザインを作る
(4)コーディングする
(1)サイトの要件を整理する
要件の整理は、Webサイトのデザインで最も重要な作業です。
最初に「サイトのターゲットユーザー」「サイトの目的」「コンテンツの中身」を明確にすることで、デザインの方向性を決めます。
(2)ワイヤーフレームを作る
サイトの要件を元に、サイトのラフを作成します。サイトの完成図をイメージできるレベルで、ざっくりと書きます。
(3)デザインを作る
PhotoshopやIllustratorを使って、実際のWebサイトの見た目を作ります。スマホ時のデザイン、PC時のデザインと両方作成します。Webサイトにした時と、完全に同じ見た目になるように作るのがポイントです。
(4)コーディングする
HTMLやCSSなどを使って、実際のWebサイトを作成します。
Webデザイナーになるには
WebデザイナーはWeb業界未経験でも目指すことができる職種ですが、求人に応募する際に、必ずポートフォリオで過去の作品の提出が求められます。
未経験からWebデザイナーを目指す方も、作品を用意していくことになりますが、十分な質と量を確保できない場合も多いので、資格によって知識・スキルをアピールすることになります。
PhotoshopやIllustratorを使ってデザインするスキル、HTMLやCSSを使ってコーディングするスキルは身に付けておきましょう。
業務に関連する資格としては「ウェブデザイン技能検定」「Webクリエイター能力認定試験」「HTML5プロフェッショナル認定資格」「Photoshop®クリエイター能力認定試験」「Illustrator®クリエイター能力認定試験」「アドビ認定エキスパート」などがあります。
資格は必須ではありませんが、資格取得に際して得られる知識は、デザインやコーディングの幅を広げてくれます。
また、未経験者がWebデザイナーを目指す場合は、学習意欲があることをアピールするのにも役立つはずです。