UI/UXデザイナーとは
将来性 | ★★★★☆ |
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平均年収 | 594万円 |
関連資格 | ユニバーサルデザインコーディネーター認定資格 Adobe Certified Professional |
代表的なキャリアステップ | ・UXデザイナー ・事業企画・開発 |
UIデザイナーおよびUXデザイナーは、Webサイトやアプリケーションの制作において、ユーザーにとって使いやすく利便性が高いデザインを設計する職種です。
それぞれの仕事内容を紹介する前に、UIとUXの違いについて整理しておきます。
UIとは
Webサイトやアプリにおいては、閲覧・使用時に表示される画面や、画面内の情報すべてがUIということになります。
UXとは
製品・サービスを使用した際の感情といわれることもあり、WebサイトやアプリのUIをはじめ、導入までのスムーズさ、カスタマーセンターの対応など、デザイン以外の要素もUXに影響を与えます。
この前提に立つとUIデザイナーとUXデザイナーの仕事内容の違いも見えてきます。
UIデザイナーの仕事は、製品・サービスをユーザーが使いやすいように設計することです。
具体的に言えば、Webサイトやアプリのフォントの大きさや色、ボタンの配置、動線などを考え、整えるのが仕事です。
対してUXデザイナーの仕事は、ユーザーが満足する体験を提供することが目的ですから、製品・サービスの見た目や使い勝手を整えるだけでは終わりません。
ユーザーインタビューやアクセス解析などを行い、マーケティングやSEOの目線も加えて、製品・サービスの提供体制の設計まで行う必要があります。
UI/UXデザイナーになるには
UIデザイナー・UXデザイナーどちらもWebデザイナーなどWeb業界から転職する方が多いですが、Web業界未経験の方でもチャンスはあります。
UI/UXデザイナーへの転職を成功させる方には以下の経験・スキルをお持ちの方が多いです。
・マーケティング業務
・Google Analyticsに関する知識
・SEOの知識、実戦経験
・ブランド戦略の構築経験
・ユーザーインタビューを実施した経験
・コーディングやプログラミングの知識
Web業界の知識ばかりが求められているわけではないことが分かります。
Web業界以外から転職を目指す方は、ご自身の経験・スキルで当てはまるものがあれば、自信を持ってアピールしましょう。
その他、以下のような資格は業務に役立つものが多いので、取得を目指すのもいいでしょう。
・ウェブデザイン技能検定
・ユニバーサルデザインコーディネーター認定資格
・Adobe Certified Professional