近年、さまざまな配信プラットフォームを通じてライブ配信をすることで、収益を得る人たちが増えています。ライブ配信を事業の一つとして行なっている企業も多くあります。
しかし、ライブ配信に興味を持ってはいるものの、具体的にどのような仕事があるのか、企業が求めている人材がどういった人か、あまり知られていない産業というのも事実です。
本記事では、ライブ配信に興味がある人のために、求人への応募や転職を具体的に検討できるよう、仕事内容や求められる人材について詳しく解説します。
1 ライブ配信の求人の仕事内容とは?
ライブ配信といえば、実際にライブを行なう人である「ライバー」を思い浮かべる人が多いかもしれません。
しかし、実際のライブ配信の求人においては、ライバー以外の職種も多数募集されています。ここでは具体的な職種と、その仕事内容を解説します。
1.1 ライバー
ライバーとは、文字通りライブ配信を行なう人のことです。
配信内容はライバーによって異なり、雑談やおしゃべりを通じて視聴者とのコミュニケーションを深めるライバーや、歌やダンスを披露して人気を集めるライバーも多くいます。
また、料理を一から作ったり、メイクのビフォーアフターを披露したりと、ライバーの得意なことや好きなことが、配信内容に反映されている場合も少なくありません。
1.2 マネージャー
マネージャーとは、ライバーのマネジメント業務を行なう人のことです。基本的には、俳優や女優、モデルやお笑い芸人などが所属する芸能事務所のマネージャーとほぼ同じ認識で問題ありません。
最近ではマネジメント事務所に所属するライバーも増えており、マネージャーもおもに事務所に所属して業務にあたります。しかし、なかには個人でマネージャー業を担っている人もいるようです。
仕事内容はライバーのスケジュール管理以外にも、ブランディングやモチベーション管理など多岐にわたり、ライバーが安心して活動できるよう、サポートを行ないます。
1.3 配信サポート
配信サポートとは、ライブ配信における配信面のサポート業務を行なう人のことです。ライブ配信にはカメラや照明、各種機材が必要不可欠であり、ときには映像制作の技術が必要なこともあります。
ライバーによって配信内容が異なるように、サポート業務も求人内容によって求められる能力が変わってくるでしょう。
2 ライブ配信の求人で求められる人材は?
ライブ配信の求人で求められる人材や能力は、職種によって内容が異なるため、自身に適した求人を探すことが重要なポイントです。
しっかりと自己分析をし、あらかじめ求められる人材や能力を知ることができれば、自信を持って就職活動や転職活動に臨むことができるでしょう。
ここでは、それぞれの職種でどういった人材や能力が求められているかを紹介します。
2.1 ライバー
ライバーには、コミュニケーションスキルの高さが求められます。
例えば、コメントをしてくれるリスナーの名前を早く覚えたり、コメントが投稿されたらすぐに的確な反応をしたりすればするほど、固定ファンが増えやすくなります。
すぐに覚えることができなくても、コミュニケーションを取ろうとする姿勢を積極的に見せていけば、リスナーからも好印象を持ってもらえるでしょう。
また、何かしらの特技や好きなものがあることも、ライバーに求められる能力の一つです。
先ほども紹介したように、ライブ配信にはライバーの得意なことや好きなことが、配信内容に反映されている場合が少なくありません。
他のライバーとの差別化を図るためにも、歌やダンス、メイクに料理、絵や筋トレなど特技や好きなものがあれば、それに関する内容を配信することで、リスナーにも興味を持ってもらいやすくなるでしょう。
ライバーが人気を得て収入につなげていくためには、何よりも配信を通じてリスナーに楽しんでもらうことが大切です。
2.2 マネージャー
マネージャーに求められる能力も、ライバーと同様にコミュニケーションスキルが挙げられます。
ライバーに人気が出れば出るほど、配信だけでなく雑誌で紹介されたり、CMや広告出演をしたりと、外部との関わりも増えていきます。
外部の仕事関係者と円滑に業務を進めるためには、マネージャーにもコミュニケーションスキルが必須だといえるでしょう。
また、ライバーのスケジュール管理などに対応できる、マネジメント能力も必要になります。
時間管理やイベントの日程調整など、ライバーが滞りなく活動を行なえるようサポートできる人材が求められています。
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2.3 配信サポート
ライブ配信にはカメラや照明、各種機材が必要不可欠です。特にイベント会場などにおけるライブ配信では、機材の設営や操作などに関する知識や経験が重要になります。
そのため、配信サポートに求められる能力は、音響・照明・映像制作の知識や経験です。
見やすく、楽しめるコンテンツを制作するためには必要に応じた知識や経験が求められており、対応できる人材はライブ配信業務において貴重な戦力といえるでしょう。
ライブ配信の主なプラットフォームについては、こちらの記事でも取り上げています。
https://www.creativevillage.ne.jp/89880
3 まとめ
ライブ配信には、ライバーだけでなくマネージャーや配信サポートといった仕事があり、業務内容や求められる能力も多岐にわたっています。
現在はライブ配信アプリの種類も非常に豊富なので、特にライバーとして活躍したい場合は、自分に合ったプラットフォームを見つけることが大切です。
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