プロダクトデザイナーとは
将来性 | ★★★★☆ |
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平均年収 | 644万円 |
関連資格 | プロダクトデザイン検定 など |
代表的な職種 | ・フリーランス |
プロダクトデザイナーとは、食器や文房具、家電製品や生活用品など、「製品」のデザインをする職種です。
デザイナーは、制作するものによって呼称が変わるもので、WebサイトならWebデザイナー、家具ならインテリアデザイナー、衣服ならファッションデザイナーなどと呼ばれます。
プロダクトデザイナーが作るのは、プロダクト(製品)ですので、この言葉が示す範囲は広いです。
実際には、文房具を専門にしているデザイナーもいれば、食器や調理器具を専門にしているデザイナー、自動車や飛行機などを専門にしているデザイナーもいます。
プロダクトデザイナーはこうした、様々な専門を持つデザイナーをまとめた呼び方です。
プロダクトデザイナーになるには
プロダクトデザイナーになるのに、学歴や資格は必要ありませんが、美術系やプロダクトデザイン学科のある大学や専門学校に通うのが一般的です。
大学では、芸術学部・美術学部・造形学部・工学部などに、プロダクトデザインを学べる学科がある場合が多いです。
プロダクトデザインの知識が身についたら、メーカーや制作会社などに就職することになりますが、デザイン部門があるのは大手のメーカーである場合がほとんどですので、新卒での採用をめざすのは容易ではありません。
「プロダクトデザイン検定」というプロダクトデザインに関する民間資格はありますが、選考時にさほど重視されるわけではありません。
なんといってもポートフォリオとして提出する自作作品の資料が評価の対象となるので、学生のうちから真剣に作品制作に取り組んでおきましょう。