アプリケーションエンジニアとは
将来性 | ★★★★☆ |
---|---|
平均年収 | 559万円 |
関連資格 | システムアーキテクト試験 C言語プログラミング能力認定試験 |
代表的なキャリアステップ | ・システムエンジニア ・ITコンサルタント |
アプリケーションエンジニアとは、ITシステムに含まれるアプリケーションを作るクリエイターのうち、実際にプログラムの設計や実装、運用・保守を担当する職種です。
これに対して、アプリケーションの操作性や見やすさなどのデザインを担当するのが「アプリケーションデザイナー」で、アプリ開発は両者のほか、ディレクターなどの企画職も交えて密にコミュニケーションを取りながら進行します。
開発するアプリケーションは「スマートフォン向けアプリ」、ブラウザで利用できる「Webアプリ」、企業の業務改善などに用いられる「業務系アプリ」の3つがあります。
開発するアプリごとに利用されている言語は異なりますので、アプリケーションエンジニアを目指す際は、自身が作りたいアプリや志望する企業に合った言語を選択する必要があります。
アプリケーションエンジニアになるには
アプリケーションエンジニアになるには、学歴や資格は必要ありませんが、専門的なプログラミングの知識は必要です。
アプリケーション開発の現場で利用されている言語は以下のものが多いです。
その他、Webアプリなどでは、サーバーやMySQLなどのデータベースに関する知識も必要です。
アプリケーションエンジニアとしての経験がなくとも別分野でエンジニアとしての経験がある方にとっては、転職難易度は高くはないでしょう。
一方で、エンジニア未経験から目指す場合は、簡単ではありません。
IT系・情報系の専門学校や大学でプログラミングを学び、未経験可の求人を探すことになりますが、こうした求人は競争率が高い傾向があります。
転職にあたってのポートフォリオとなる自作アプリを制作してみたり、「システムアーキテクト試験」や「Android™技術者認定試験」、「C言語プログラミング能力認定試験」のような各言語の能力認定試験などを取得したりすることで、企業に意欲と技術アピールできるポイントを作る努力も必要です。