プログラミングスキルとは
将来性 | 関連資格 | 代表的な職種 |
---|---|---|
★★★★☆ |
情報処理技術者試験 システムアーキテクト試験 C言語プログラミング能力認定試験 Java™プログラミング能力認定試験 など |
・ゲームプログラマー ・Webプログラマー ・システムエンジニア ・セキュリティエンジニア ・CGクリエイター ・組み込みエンジニア |
プログラミングスキルといえば、「java」「C#」「Ruby」のようなプログラミング言語を用いてプログラムを組むスキルのことを指します。
プログラミングスキルが業務の中心となる職種は、代表的なものだけでも「ゲームプログラマー」「Webプログラマー」「システムエンジニア」「セキュリティエンジニア」「CGクリエイター」「組み込みエンジニア」など多岐にわたります。
こうした職種に加えて、ゲームプランナーやディレクターなど、業務でプログラマーと関わることが多い職種でもプログラミングスキルを活かすことができます。
例えば、ゲーム制作の場において、プログラミングができるディレクターというのは、プロジェクトをスムーズに進行させるうえでキーマンとなる存在です。
プランナーやディレクターといった企画職がプログラミングに関する知識を持っていれば、工数や納期をおおよそ予測して、プロジェクトを進行することができますし、知識のないスタッフと開発職との橋渡し役となることもできます。
プログラマー出身の企画職には他のプランナーやディレクターにない強みがあるということです。
これはゲーム業界だけでなく、Webやアプリの制作現場でも同様です。
プランナーやディレクターは、未経験からすぐにつける職ではないので、目指す場合はある程度の業界経験を積む必要がありますが、業界での最初のキャリアとしてプログラマーを選ぶというのも一つの手です。
そのためにはプログラミングスキルを身に付けなければなりませんが習得は容易ではありません。
独学で学ぶ場合は、「C言語プログラミング能力認定試験」「Java™プログラミング能力認定試験」など各言語の資格取得を目標にしてみるとよいでしょう。
その他、プログラミングを学べる専門学校に入学したり、スクールに通ったりするのも有力な手段です。
また、制作するものによって使用される言語が異なりますので、自身が何を作りたいかを考慮して学習する言語を選びましょう。
プログラミングスキルの将来性
近年では、あらゆるものにコンピューターは組み込まれており、そうしたコンピューターを動かすプログラミングを行うために、プログラミングスキルは今後も高い需要を保ち続けるといわれています。
しかし、プログラミングスキルの内容は変化し続けます。
近年で言えば、「Python」は2005年の段階では、マイナー言語でしかありませんでしたが、機械学習が注目されたことで、2019年には最も人気の言語となりました。
(データ参照:人気プログラミング言語の変遷、1965~2019年 | @IT | 2019年11月25日)
プログラミングの自動化に関する技術も発達してきており、コマンド一つで自動的にコードが生成されるフレームワークや、ボタン一つでウェブサイトのコードを生成するツールが登場しています。
こうした最新技術を取り入れずにいれば、せっかく習得したプログラミングスキルもすぐに陳腐化してしまいます。
プログラミング自体に将来性はあっても、個別の知識やスキルは長期間使い続けられるものばかりではありませんので、学習する言語は慎重に選ぶ必要があります。