未経験からWebデザイナーを目指すために行動しようと思っても、何から始めればいいか分からない。出てくる情報が多く、必要なスキルやアプリ、一体どれが一番良いの?と困っている方も多いはず。
そんな問題を解決すべく今回は、ご自身も実際にWebデザイナーとして活躍され、Webデザインの非常勤講師もされている塚田大祐先生にお越しいただき、0からスタートしたいWebデザイナーの方のためのウェビナーを実施しました。
何を使ってWebデザインのスキルを勉強したかに加えて、勉強した順番や、どのように勉強をしたのか。また、皆さんがよく目にしているあのサービス、実はWebデザイナーになるためには向いていないかも?など、Webデザイナーを目指すためには知らないと損をするかもしれない事実まで。
プロである先生のご経験を元に皆さんの疑問を一つずつ紐解いていきます。
【ダイジェスト動画】でポイントをチェック!
【この記事で得られる学び】
- 未経験からWebデザイナーになるために必要な勉強がわかる
- Webサイト制作のためのアプリケーションについて知ることができる
- Webデザイナーが参考にしたいWebサイトが把握できる
講座概要
Webデザイナーになりたいけど、何から始めたらいいか分からないという方に向けて、実際にWebデザイナーとして一歩を踏み出すための具体的な行動をお伝えします。
現在までWeb業界でご活躍されている塚田先生おすすめの、今から使えるアプリやWebサイトなどのご紹介もあるので、今後の勉強やスキルアップに活かしましょう!
登壇者紹介
「祐」-たすく- 代表取締役 / Webデザイナー
東放学園 放送広告科卒業。
海外向け広告代理店でDTPによる印刷物(カタログ・チラシ等)の制作に従事。その後、専門学校の担任教員を経て独立。
雑誌レイアウトやチラシ・カタログ・Webサイトの制作及び大学・専門学校等の非常勤講師・企業のデザイン研修・Office研修をメインに活動。
Mac検定委員会の検定準備委員会役員及び検定問題の基礎構築と問題作成。「マックでマンガ」(共著)での執筆。
Webデザイナーを目指す人が必ず最初に学ぶべきスキル
最初に学ぶべきは、ずばりHTML/CSS
未経験からWebデザイナーを目指される方の中には、「まず何から始めたらよいのだろう?」と疑問をお持ちの方が多いのではないでしょうか。Webサイトをいきなり作ろうと思っても、様々なスキルやツールが出てきてしまって、結局どのようなことを勉強したら良いのか分からなくなってしまう。
結論から言うと、Webサイトを制作するためには、HTMLとCSSの勉強を必ず最初にしておくことをおすすめしています。特に0から始める場合は、最初から沢山のスキルを詰め込んでも、端から抜けてしまうと思うので、まずはHTMLとCSSをきちんと学んで、Webサイトの構造を理解しましょう。ある程度理解できたなと思ったら、次はJavaScriptを学ぶという順番で進めてみてください。
ただし、JavaScriptに関しては、他の二つに比べるとプログラミング寄りです。そのため、状況によってきっちり0から学ばないといけないときと、要点のみで済むときがあります。
例えば数秒ごとに写真が切り替わる”スライドショー”をWebサイト上で作る際は、「jQuery」というライブラリを使用することで比較的簡単に実装が済んでしまいます。JavaScriptの簡易版にあたるものですが、こちらも、言葉としてだけでも知っておいて欲しいと思います。
またWebサイトを制作する際に画像を加工する作業が発生しますが、画像加工アプリに触れるのは後からでも大丈夫です。