Webライティングスキルを高めたいあなたへ。Webライティングには、読者の関心を引きつけ、情報を分かりやすく伝えるためのスキルが必要です。この記事では、おおしま りえさんが、あなたのレベルに合わせたおすすめの書籍や参考サイト、そして学習のヒントを紹介します。

解説者

おおしま りえ 氏
株式会社フミニティ代表。フリーライター・国家資格キャリアコンサルタント。
2013年より恋愛や女性向けライフスタイルを主な専門ジャンルとしてライター活動を開始。そこから書籍や雑誌、Webなど、様々な媒体で執筆を行う。現在はanan、女性自身、日経クロスウーマン、現代ビジネスオンラインなど大手メデイアを中心に執筆する傍ら、国家資格キャリアコンサルタントを取得。クリエイターやフリーランスに特化したキャリア支援や情報発信も行っている。
公式HP「コラムニストおおしまりえオフィシャルサイト」
X:@utena0518
おおしまりえ氏

初心者の方

新しい文章力の教室 苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング (できるビジネス)


書籍概要:ニュースメディアで新人教育を担当する著者が、書ける人が自然にやっている基本を誰にでも学べる方法として伝授。企画書、報告書、レポート、ブログ、SNSなどあらゆる文章に有効。

文章のみがき方 (岩波新書 新赤版 1095)


書籍概要:いい文章を書くために,作家・文章家たちは何を心がけているか.漱石・鷗外から向田邦子・村上春樹まで幅広い人びとの明かす知恵を手がかりに,実践的な方策を考える。

書く習慣 〜自分と人生が変わるいちばん大切な文章力〜


書籍概要:日記・SNS・note・ブログ、「続かない」と悩むすべての人のための「努力・才能・技術」より大切な“たのしく書く”ためのコツが詰まった書籍。

マンガでわかるWebマーケティング 改訂版 Webマーケッター瞳の挑戦!


書籍概要:人気ウェブ連載「Webマーケッター瞳」を書籍化。マンガとストーリーに沿った丁寧な説明でWebマーケの本質をわかりやすく解説。企業のマーケティング担当者のみならず、ウェブに関わるすべての人々が楽しみながら学べる入門書。

書くことが習慣化されていない人や、基本的な文章力を身に着けている最中の人、Webマーケティングが何かを理解していない人におすすめです。

中級者の方

セールスコピー大全


書籍概要:売れる「キャッチコピー」、思わず読み進めてしまう「リードコピー」、買う気マンマンにさせる「ボディコピー」、たった一言で売上が倍増する「オファー」、失敗しない「広告テスト法」、読みやすくなる「レイアウトと装飾」、「紙媒体とWEB媒体」の違いと注意点など、セールスコピー(=買ってもらうための文章術)専門家による「バカ売れさせるスキル」のすべてを1冊にまとめた書籍。

記者ハンドブック 第14版


書籍概要: 報道各社や企業の広報部門で原稿作成の指標とされる書籍。

オウンドメディアのやさしい教科書


書籍概要:的確な事前の準備、メディアとコンテンツの制作、正しい運用と改善の方法。しっかり“働く”オウンドメディアのやり方。初心者でもわかりやすく解説。

1億人のSNSマーケティング バズを生み出す最強メソッド


書籍概要:SNS新時代、成功のカギは「UGC」と「指名検索」! 製品やサービスのマーケティングにSNSを活用したい方に向けて、SNSマーケティングの新しい知識や考え方を伝える書籍。

全体的に実務において使える本であったり、実務の質を上げるための解説本をチョイスしています。

おすすめサイト3選

LANYブログ

コメント:BtoB向けSEO対策において、実践的な内容が多く、学びが多いです。

PINTO

コメント:PLAN-Bが運営するメディアPINTOも、Webマーケティング寄りではありますが、実務で役立つ話が多いです。

Web担当者Forum

コメント:Web担当者フォーラムもSEO施策やWebマーケティングを行う上での実務的な内容が多いです。

上記の3サイトは全て、ライターとしてのノウハウというより、WebマーケターやSEO担当者等に向けたものです。個人的に、Webライティングの上級知識は、執筆力ではなくマーケティング力だと思っているので、こちらのサイトを選びました。もしWebライターから中級上級へと進み、Webライティングを極めたいならWebマーケティングのスキルが必要です。作家性を高めたい、ブックライティング構築に移行したいならば、別のサイトや書籍が該当します。

解説者・おおしまさんから一言

Webライターの仕事は今後、「AIに多くの業務範囲を取って代わられる」と言われています。それは避けられないことですし、私も生き残ってさらに成長するため日々考え行動しています。こうした時代背景があるとはいえ、ライティングという仕事や需要はなくなることはなく、テクノロジーに変わられたとしても、そこでの活躍の仕方というのは必ずあると思っています。ぜひそうした学びを、一緒に深めて行けたら嬉しいです。