何か知りたいことや欲しいものがある時、まずはインターネット上の口コミを調べて検討するという人は多いのではないでしょうか。
WebサイトやSNSといったメディアで強い発言力を持ち、ユーザーへ影響を与えるインフルエンサー。
そんな彼らの実態について、インフルエンサーマーケティングを実践するLIDDELL株式会社が運営するインフルエンサー マッチングプラットフォーム「SPIRIT(スピリット)」に登録しているインフルエンサーにアンケート調査を実施。20代110名、平均年齢26歳、Instagramでの平均フォロワー数21,528の会員を対象に定性調査を行ったところ、彼らの職業や収入についてなど、実態が見えてきました。
「インフルエンサー」と呼べる基準とは?
フォロワー数が多ければ多いほど、知名度が上がり、インフルエンサーとして認められやすく、数字としての目安は平均10,450人という結果が出ました。
回答内容から、5,000人を超えたあたりから企業からの依頼が来はじめる、という実感を持つ人が多いようです。
中には、“フォロワー数ではなく、エンゲージメントの高いフォロワーの母集団を持てるようになったら”という意識の高い回答も得られました。
大半が「本業と並行してインフルエンサーとしての収入も」
インフルエンサーとして活躍する人のほとんどが、本業を持っていることがわかりました。
中でも一番多いのが「フリーランス」で、業界では美容系や医療系など、特殊技能を活かして活躍する人の存在も散見されました。また、少数派ですが「美容師」「看護師」「調理師」など専門職に従事する人もいました。
インフルエンサーとしての収入について聞いたところ、平均月収は「127,928円」。次に多かったのが「5万円以内」、全体の2割程度が「5万~10万円」という回答で、他収入源を持ちながら活動している人達であることがわかりました。
中には「30万円以上」、月100万円を超えるインフルエンサーも存在していることがわかり、インフルエンサーを主収入としている人も見られました。
CREATIVE VILLAGE編集部