新千歳空港の公式Webサイトが、公益社団法人日本アドバタイザーズ協会 デジタルマーケティング研究機構主催の第12回Webグランプリ「企業グランプリ部門・企業BtoCサイト賞」において「優秀賞」を受賞した。受賞発表は2024年12月5日。このサイトは、空港利用者の利便性向上を追求したデザインと機能が高く評価された。
このWebサイトは、北海道エアポート株式会社(本社:北海道千歳市)が運営するもので、電通総研(本社:東京都港区)が企画からデザイン、開発までを一貫して支援した。新千歳空港を利用する「旅行者」や「ビジネスパーソン」など多様なユーザーからのフィードバックを基に、情報のわかりやすさやアクセスのしやすさを重視して再設計され、2024年6月に公開された。
サイトでは5か国語対応や、国内線時刻表と予約サービスの連携といった新機能を導入し、利用者の利便性を向上させる一方、運営負荷の軽減にも成功している。また、北海道エアポートが運営する道内他6空港(稚内、釧路、函館、旭川、帯広、女満別)のWebサイトリニューアルにも活用できる基盤を構築した点も特徴だ。
北海道エアポート株式会社企画部担当部長の後藤孝宏氏は「空港としての本質的価値向上を目指し、課題分析から顧客体験価値の向上まで献身的に支援いただいた電通総研に深く感謝しています」とコメントしている。
電通総研は今後も道内7空港の一体感を感じられるWebサイトづくりを支援し、快適な空港体験の実現に貢献する方針だ。