動画共有サービスYouTubeに自作動画を投稿する“YouTuber”と呼ばれるクリエイターと、YouTube動画によるプロモーションを行う企業とを繋ぐプラットフォームがスタートしました。その名も『EUREKA(エウレカ)』。
サービス名の由来は、古代ギリシャ語の『EUREKA』にあるそうです。『EUREKA』は、アルキメデスが『アルキメデスの原理』を発見した際に思わず叫んだとされる言葉で、「見つけた」という意味があります。本サービスは企業とYouTuberの新たな出会いの創出と、そこから生まれる新たな発見を期待して『EUREKA』と名付けられたとのこと。
昨今YouTubeを活用した企業のプロモーション活動は増加しており、中でもYouTuberを起用したプロモーションは生活者視点を盛り込んだ新たなプロモーション手法として注目されています。
しかし、実際にYouTuberを起用したプロモーションを行おうとすると、YouTuberの適切な選定やリレーション、コスト調整といった面で専門性が必要となり、企業にとって障壁となっていました。『EUREKA』はこうした専門性をひとつのプラットフォームに集約することで、企業のマーケティングや広告・宣伝担当者がYouTuber起用型プロモーションを実施する際の支援を行います。
さらに『EUREKA』の特徴は、“企業もYouTuberも納得した上で動画を作る”ということです。YouTuberは、自分が共感する企業商材に対して動画を制作することができるため、企業側もコストパフォーマンスの高い動画を期待できます。
現在、YouTuberの方(登録無料)、法人の方(会員登録)、双方とも『EUREKA』のシステムを体験できます!
https://eureka-cr.com/eureka/top
■『EUREKA(エウレカ)』提供開始の背景
YouTuberを起用したプロモーションは、従来MCN(マルチチャンネルネットワーク)と呼ばれる個々のYouTubeチャンネルを複数束ねたネットワークを持つ専門会社がハブとなり企業から請け負うことが一般的な形でした。
米国ではMCNが確固たる市場となる一方で、日本国内ではまだその一般的な認知は浅く、YouTuberも有名クリエイターと中堅クリエイターの格差が広がっているのが現状です。そんな中、YouTube動画によるプロモーションを行う企業の参入障壁を下げ、YouTuberのビジネスをサポートするという両側面を担うことで、国内のYouTuberマーケットを育てていく画期的なサービスとしてEUREKAが誕生しました
(2015年10月14日 CREATIVE VILLAGE編集部)