テレビCM、WEBなどのクリエイティブで知られるTYOが展開する、東京の魅力を国内外に発信していくクリエイティブプロジェクト“PIECE OF TOKYO”
TYOグループのクリエイター達が、東京の様々な情景をクリエイティブな視点と感性で切り取り、映像・ビジュアル作品として表現しています。

その“PIECE OF TOKYO”WEBサイトに、新作「とう と きょう」が追加されました。

本作は、TYOグループの中で、キャラクター開発&こま撮りアニメーションを担うドワーフと、音楽映像を主軸とする祭が共同制作したものです。
東京の狭い路地に昔から人知れず暮らす2 匹の鬼の子どもが登場するファンタジー作品で、風情ある谷根千(谷中・根津・千駄木エリア)を舞台に鬼ごっこをしているのは鬼の子どもの“とう”と“きょう”。

s_0202main

監督・キャラクターデザインを務めるのは、海外でも人気の「どーもくん」や「こまねこ」の生みの親であるドワーフの合田経郎さんです。“とう”と“きょう”は、「東京には秘かに土着的な何かがいるかも知れない。」との合田さんのイメージから生み出されたオリジナルキャラクターとのこと。

撮影は、実写背景にキャラクターのこま撮り映像を合成するだけではなく、狭い路地を走るシーンなどは様々な技術を使い、独特な動きを表現するよう工夫して行われたそうです。
本作では、姿をどんどん変えていく都市でありながらも、昔から変わらない人々の生活風景がある東京・下町の魅力を描いていて、Buffalo Daughterの音楽がさらなる彩りを添えています。

作品概要

「とう と きょう(英:TO & KYO)」
【スタッフ】
演出・キャラクターデザイン:合田経郎(ドワーフ)
制作会社:TYO ドワーフ事業部、株式会社祭(TYO グループ)
クリエイティブ・ディレクター:松宏彰(TYO クリエイティブ・センター)、岡村靖弘(03)
プロデューサー:渡辺雅史(祭)、坂野友理(ドワーフ)、土井昭典(TYO)
アニメーター:峰岸裕和(ドワーフ)、原田脩平(ドワーフ)、小川育(ドワーフ)
人形制作:原田脩平(ドワーフ)、峰岸裕和(ドワーフ)、根岸純子(ドワーフ)

【あらすじ】
東京、谷根千。その狭い路地で鬼ごっこをしているのは、鬼の子ども“とう”と“きょう”。
彼らからすると、そこは、東京が江戸だったずっと昔から変わらぬ遊び場だ。
見かけた人に、いたずらで「のろい」をかけるのも、昔からずっとやっていること。
東京が、どんどんと姿を変えていくのは、彼らののろいのせいもあるのかもしれない…。

■「とう と きょう(英:TO & KYO)」は“PIECE OF TOKYO”サイトで視聴できます!
https://piece.tokyo/

(2017年2月3日 CREATIVE VILLAGE編集部)