2025年大阪・関西万博に出展されるシグネチャーパビリオン「EARTH MART」(テーマ事業プロデューサー:小山薫堂)が、4月12日よりバーチャル会場でのコンテンツ公開を開始する。
「EARTH MART」は、“未来のスーパーマーケット”をテーマに、食といのちの循環を体感できる展示施設。今回、その世界観を仮想空間でも体験できるよう、「EXPO 2025 バーチャル万博 ~空飛ぶ夢洲~」アプリ上に再現された。
アプリをダウンロードすれば、誰でもアバターとしてバーチャル空間の「EARTH MART」を自由に歩き回ることができ、実際の展示に対応した写真やキャプションを通じて、リアルな体験に近い疑似観覧が可能となっている。
館内には「いのちのフロア」や「未来のフロア」などが用意され、それぞれのコーナーに近づくと、食材を集めることができる仕掛けもある。集めたアイテムに応じて、「えび寿司コーディネート」や「野菜ガールコーディネート」といった2種類の限定アバター衣装も入手可能だ。
バーチャル会場内で「EARTH MART」へ向かうには、アプリ起動後に初期設定を完了し、画面右上のコンパスマークをクリック。「いのちの森の島 ワープする>>」を選び、ワープ先でカメラを右に向けると、茅葺屋根の建物が現れる。それが「EARTH MART」だ。
リアルとバーチャルが融合したこの新しい体験を通じて、食の未来やいのちの大切さについて改めて考えるきっかけとなることを期待したい。