40-60代の女性100名が、AIを活用したショート動画制作に挑戦するイベントが開催される。これに伴い、プロジェクトの支援を募るクラウドファンディングが2025年4月3日より開始された。
このプロジェクトは「AI×私らしさ」大人女子コミュニティ(代表:鍋島亜裕子、KEi)が主催。デジタル技術の進化に伴い、特に40-60代女性の間で広がるデジタル格差の解消を目的としている。専門用語の壁や導入のハードルが高いとされるAIツールを、初心者でも気軽に活用できる機会を提供する。
AI×ショート動画で新たな表現の場を
イベントは2025年5月21日、東京ベイエリアの高級リゾートホテルで開催予定。参加者は、スマートフォンを使い、初心者でも簡単にAIを活用したショート動画を制作できるワークショップに挑戦する。すでに50名が参加を表明しており、目標の100名に向けて支援と参加を募っている。
クラウドファンディングで支援を募集
資金調達はクラウドファンディングサイトCAMPFIREを通じて行われ、目標金額は50万円。集まった資金は、会場費、特別ゲストの招聘、フォトスポットの設置、参加者向けの教材作成費、経済的事情で参加をためらう人々の支援に充てられる。
また、40-60代女性市場をターゲットとする企業向けにスポンサー枠を用意。企業は、参加者総フォロワー数10万人以上という影響力を活用したマーケティングやプロモーションの機会を得られる。
デジタルスキルの格差を埋める新たな取り組み
日本社会の高齢化が進む中、デジタルスキルの有無が社会参加や自己表現の格差に直結する。「AI×私らしさ」大人女子コミュニティは、単なる技術習得にとどまらず、自分らしさを表現する力を育むことを目指している。
今後、AIワークショップやインストラクター制度の導入、全国展開に向けた取り組みも計画されている。本プロジェクトは、デジタル格差の解消のみならず、新たな自己表現の機会を創出し、世代間交流の活性化やメディアの多様性向上にも寄与することが期待されている。
支援の詳細はクラウドファンディングサイトCAMPFIREで確認できる。