長野放送(NBS)と制作会社シオンが共同制作したバラエティー番組『妄想パッキング』が、フジテレビ系列局による番組コンペティション「FNSソフト工場」において最優秀賞を受賞した。長野放送×シオンの作品が同賞を受賞するのは2年連続となる。
『妄想パッキング』は、MCの佐藤栞里と横澤夏子が進行し、登山家の野口健、芸人のやす子、現代アーティストの小松美羽の3人が「妄想の旅」に出るというユニークなコンセプトのバラエティー番組。過去や未来、現実では行けない場所を自由に想像し、旅の計画を立て、実際に持ち物をパッキングした上で、その旅を妄想する様子を追う。
この受賞を記念し、3月14日(金)から動画配信サービスTVerとFODで配信が開始される。TVerとFODでは3月27日(木)まで無料で視聴可能で、その後はFODの有料配信に切り替わり、2026年3月13日(金)まで視聴できる。
「FNSソフト工場」は、フジテレビ系列局が新たなバラエティー番組を企画・制作し、その完成度を競うコンペティション。各局が制作費を出し合い、ブロックごとに企画を選考する。今年度は7本の番組が制作・放送された。
長野放送とシオンがタッグを組み、2年連続で最優秀賞に輝いた『妄想パッキング』。異色の旅企画が視聴者にどのように受け入れられるか、配信での反響にも注目が集まる。