エンターテイメントコンテンツを手がけるmicroverse株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役 渋谷啓太)は、リアリティとキャラクター性を重視したショートドラマ制作スタジオ「DELTA DRAMA」を設立した。同社は「100億人の明日の糧を創る」というミッションのもと、人々の隙間時間に感動を届けるショートドラマ制作に注力している。
設立からわずか4ヶ月で、同スタジオが制作したTikTokショートドラマの総再生回数は1,600万回を突破。代表作として「月と太陽」や「人生はゲームだ。」が注目を集めている。
急成長の背景:ショートドラマ市場とDELTA DRAMAの挑戦
中国市場でのショートドラマ人気を背景に、microverseはこのフォーマットの可能性に着目。短い時間で視聴者の心を掴むリアリティと、強烈なキャラクター性を兼ね備えた作品を制作してきた。
特に「月と太陽」は、アンダーグラウンドな世界に生きる人々の多面性を描き、2024年10月の公開からわずか2ヶ月弱で1万人以上のフォロワーを獲得するなど急成長している。また、「人生はゲームだ。」は濃厚なキャラクター性とスリリングな展開が支持され、1本で300万回再生を超える作品も生まれた。
DELTA DRAMAが掲げる理念は以下の3つだ。
- 圧倒的リアリティ:緻密な背景設定や感情描写で視聴者を引き込む。
- 圧倒的キャラクター性:感情移入を生む個性的な登場人物を創出。
- 圧倒的作品性:メッセージ性のある、記憶に残る作品を追求。
代表の渋谷氏は「ショートドラマ市場はまだ黎明期だが、そこに無限の可能性を感じる。日常のわずかな時間から視聴者の心に深く残るものを作り続けたい」と語った。
今後の展開とビジョン
DELTA DRAMAはTikTokやInstagramリールだけでなく、課金型プラットフォームや映画作品の開発にも挑む方針だ。ショートドラマという親しみやすいフォーマットを通じて視聴者と密接な関係を築きながら、さらなるクリエイティブの高みを目指す。
また、スタジオの急成長に伴い、制作スタッフやクリエイターの積極採用も行っている。タイアップや制作依頼にも対応し、パートナー企業とともに新たなエンターテイメント体験を創出する構えだ。
microverseは「日常の隙間時間を彩る最高のクリエイティブを作り続け、人々の明日の糧を創る」として、未来のエンターテイメントを牽引していく意欲を示している。