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FLASH株式会社(本社:東京都目黒区、代表取締役:和田崎達也)は、縦型ショートアニメ事業への参入を発表するとともに、シードラウンドの資金調達総額が5億円に達したことを明らかにした。同社は、今回実施したセカンドクローズにおいて、B Dash Venturesや株式会社コルクを含む複数の投資家から計2億円を調達した。

同社が目指すのは、日本発の新しいエンターテインメントコンテンツを世界に発信し、縦型ショートアニメを通じて新たなコンテンツ経済圏を構築することだ。既に国内で人気のマンガやWEBTOONを原作としたショートアニメの制作・配信が決定しており、今後も多様なIPを活用した作品を展開する予定だという。

今回の資金調達には、B Dash Ventures、グローバルブレイン、株式会社コルクをはじめとする複数のベンチャーキャピタルやエンジェル投資家が参加した。B Dash Venturesの代表取締役・渡辺洋行氏は、縦型ショートアニメ市場の可能性を高く評価。「FLASHの市場を見る先見性と事業推進力に共感し、グローバル展開を支援する」と語った。

また、株式会社コルクの代表取締役社長・佐渡島庸平氏は、「マンガでもヒットを生むのは3度目の挑戦が多い。和田崎氏がエンタメに挑む3回目の挑戦にワクワクしている」と期待を寄せ、投資を通じて同社の成長を後押しする意向を示した。

FLASHは2027年までに300タイトル以上の縦型ショートアニメを制作し、グローバル最大規模のスタジオを目指している。同社は、地上波ドラマ化された人気マンガやWEBTOONを原作とする複数のショートアニメ制作も進行中で、作品は順次発表される予定だ。

和田崎代表は「縦型ショートアニメを通じて、世界中の人々に新たなエンターテインメント体験を届けたい」と意気込みを語った。同社の挑戦は、コンテンツ市場に新たな潮流をもたらす可能性を秘めている。