株式会社レビューが運営する情報メディア「さぶろぐ」は、日本全国の10代以上を対象に「YouTubeでよく見る動画のジャンル」に関するアンケート調査を実施し、その結果を発表した。この調査は2024年7月に行われ、男女100人が回答した。アンケートの結果、以下のような順位が明らかになった。

1位:音楽 「音楽」が最も視聴されているジャンルで、全体の22%がこのジャンルを挙げた。Mrs. GREEN APPLEの曲を聴くために利用しているという20代男性の意見や、作業中やリラックス時にBGMとして音楽を流すという30代女性の声が多かった。また、子どもの童謡を流すために利用しているとの意見もあった。

2位:ゲーム実況 次に多かったのは「ゲーム実況」で、特に30代女性からは「作業中のBGMとして好きな実況者の動画を流す」という意見や、ニコニコ動画からYouTubeへ活動の場を移した実況者を10年以上応援しているという声が寄せられた。ホラーゲームの実況動画を楽しむという20代男性の意見も目立った。

3位:料理 3位には「料理」がランクイン。英語の料理動画を視聴しながらリスニングの練習をする50代女性や、日々の食事のレパートリーを増やすために動画を見て勉強している30代女性がいた。料理が得意でない人にとっても、分量などを動画で確認しながら作るという活用方法が見られた。

4位:エンタメ 「エンタメ」ジャンルは4位。バラエティ番組をYouTubeで代替する感覚で視聴している10代男性や、笑いたいために面白い動画を探しているという10代女性がいた。また、30代女性は家事をしながらリラックス目的で視聴していると回答している。

5位:メイク・美容 「メイク・美容」ジャンルも多くの女性に支持され、特に40代女性からは、スキンケアやコスメ情報を得られる点が評価されている。一方、PR動画が増えていることに対する不満の声もあった。また、特定の美容系YouTuberを定期的に視聴するという意見もあった。

6位:教育・勉強 「教育・勉強」ジャンルでは、本の要約チャンネルを視聴する50代男性や、家事の合間に雑学や生活に役立つ情報を得る30代女性が目立った。効率的に学びたいというニーズが伺え、YouTubeが学習の場としても活用されていることが分かった。

7位:フィットネス 「フィットネス」ジャンルは宅トレブームを反映しており、筋トレや有酸素運動の動画を参考にする40代女性や、トレーニングメニューを他の人の動画から学ぶ30代男性の意見が寄せられた。家庭での運動をサポートするコンテンツとして人気がある。

8位:その他 「その他」ジャンルでは、格闘技や投資、ギャンブル、住宅関連の動画が視聴されていた。特に好きな選手や新築の計画を進めるためにこれらの動画を視聴するという意見が見られた。

今回の調査では、YouTubeが幅広いジャンルの動画を提供しており、それぞれの生活スタイルや興味に応じて多様に活用されていることが浮き彫りとなった。

引用元:https://best-review.co.jp/sublogg/