アクションカメラのリーディング企業であるGoPro (NASDAQ:GPRO) は、本日、最新モデルとなる「HERO13 Black」と「HERO」の2種類の新型カメラを発表した。HERO13 Blackは、交換式レンズと高性能機能を搭載したフラッグシップモデルで、価格は68,800円(税込)。一方、シンプルな4Kカメラとしては最小かつ最軽量の「HERO」は34,800円(税込)で登場。いずれも、プロのクリエイターから初心者まで、幅広い層に対応する製品となっている。

HERO13 Black:最先端の性能を詰め込んだフラッグシップモデル
HERO13 Blackは、GoPro史上最高性能を誇るカメラとして登場。最大5.3K解像度で60フレーム/秒のビデオ撮影が可能で、エミー賞受賞の「HyperSmooth」ブレ補正技術が搭載されている。また、13倍のバーストスローモーションや、電力効率が向上したEnduroバッテリー、高速なWi-Fi 6技術など、多くの新機能を搭載。マグネット式ラッチマウントも採用され、よりスムーズな取り付けが可能となった。

さらに、10-bit HDRビデオ、GPS機能、オーディオカスタマイズ機能など、映像制作に欠かせない機能が充実。クリエイター向けには、Voltaパワーグリップやメディアモジュラーが付属する「HERO13 Black Creator Edition」も提供される。

HERO Blackシリーズレンズ:創造力を広げるレンズモジュラー
HERO13 Blackに対応する「HBシリーズレンズ」も同時に発表。4種類の交換レンズが用意されており、カメラがレンズを自動検出して最適な設定を適用する。このシリーズには、超広角レンズやマクロレンズ、映画のような映像を撮影できるアナモフィックレンズ、NDフィルターが含まれる。これらのレンズは、防水性や耐久性も強化されており、アウトドアや過酷な環境でも安心して使用できる。

HERO:シンプルさと高性能を兼ね備えたコンパクトカメラ
HEROは、GoPro史上最小かつ最軽量の4Kカメラとして登場。重量はわずか86gで、HERO13 Blackと比べ35%小さく、46%も軽量化されている。また、防水性能は5mまで対応しており、耐久性も優れている。簡単操作が魅力で、タッチスクリーンやワンボタンコントロールにより、誰でも直感的に操作が可能だ。

撮影性能も妥協はなく、4Kビデオや12MP写真、2倍スローモーション機能を搭載。HyperSmoothのビデオブレ補正も利用でき、安定した映像を手軽に撮影することができる。HEROは、初めてのGoProユーザーに最適な製品だ。

発売と予約情報
HERO13 Blackは68,800円(税込)、HEROは34,800円(税込)で、いずれも本日より予約注文が可能。HERO13 Blackは9月10日、HEROは9月22日から世界各地で発売予定となっている。

GoProの創業者兼CEO、ニコラス・ウッドマンは、「今年発売される新型カメラは、ユーザーの声をもとに設計され、さらなる満足度を提供します。HERO13 Blackの交換レンズ機能や、HEROのコンパクトデザインは、全てのGoProユーザーに新たな撮影体験をもたらすでしょう」とコメントしている。

GoProの新モデルは、今後もアクションカメラ市場をリードする存在となりそうだ。