90年代初期の子供番組『ウゴウゴルーガ』内で放送されたシュールなショートアニメ「ミカンせいじん」新シリーズとなる「ミカンせいじん現わる」の放送がスタートします。
復活の舞台は、フジテレビ『#ハイ_ポール』。8月25日(木)25時25分~放送分からレギュラー放送されます。
ミカンせいじんは、イラストレーター白佐木和馬さんが学生時代に特撮ドラマを見ながらミカンに顔を書いたのが始まりのキャラクターです。1992年から1994年までフジテレビで放送していた子供向けバラエティ番組『ウゴウゴルーガ』内のCGアニメコーナー「ミカンせいじん」シリーズとしてアニメ化されました。
ミカンせいじんは、ローカル3と呼ばれる超次元に存在するミカン星からやってきた地球侵略を企む宇宙人という設定で、独特の表情とコミカルな動き、シュールなストーリーで人気を集めました。
1993年には、国産初のスクリーンセイバー「ミカンせいじんスクリーンセイバー」となり注目されたほか、2005年には子供向けバラエティ番組『ガチャガチャポン!』内のアニメコーナー「ミカンせいじんの30秒学習」として復活し、2005年から2012年にはフジテレビデジタルコミックサイト「週刊少年タケシ」にて、WEBアニメーション「ミカンせいじんドリル」、「ミカンせいじんグリル」が配信されるなど根強い人気を誇っています。
今回放送開始する「ミカンせいじん現わる」は1話約20秒のショートアニメで「ミカンせいじん」のよく分からないシュールな生態を観察できます。作者の白佐木和馬さんも「混沌とした世の中ですが、 現実に負けないよう気持ちも新たに“シュールでカオスな世界”にチャレンジ致します!新しい世代の人にも楽しんでいただけたら幸いです。それでは真夜中にお会いしましょう」とコメントし、今回の新シリーズに意欲を見せています。
『ウゴウゴルーガ』内で放送していた独特な世界観はそのままに、 敢えて今の世に登場させたシュールなキャラクターは、当時を知る方には懐かしく、初めて見る方にはどこか気になってしまう存在となりそうです。
■ショートアニメ「ミカンせいじん現わる」概要
放送日時:8月25日(木)25時25分~26時55分『#ハイ_ポール』内で放送開始
アニメーション制作:白佐木和馬
制作著作:フジテレビ/白佐木和馬
『#ハイ_ポール』内番組ページ
http://blog.fujitv.co.jp/hi_poul/E20160824001.html
(2016年8月25日 CREATIVE VILLAGE編集部)