s_sub1「NHKプロフェッショナル私の流儀」アプリ(株式会社DigiBook企画・開発)は、2016年1月1日の公開から1ヶ月で累計80万ダウンロードを突破しました。
本アプリでは、リッチな演出が入った高品質なムービーの高速生成を実現した「DigiBookフォトムービーシステム」により、誰もが番組の主人公さながらに「私の流儀」を表現するムービーを簡単に作成することができます。
ユーザーがこのアプリで作成した「私の流儀ムービー」は、YouTubeだけでも1万本以上が公開されており、その再生回数は200万回を超えています(株式会社DigiBook調べ)。

本アプリがバズった理由について、担当ディレクターの野村絵里奈さんは、「アプリではなくアプリが生成したムービーが新たなアプリユーザーを生み出し、そのアプリユーザーがさらに新たなムービーを生み出すという“表現の連鎖”が発生したこと」と分析しています。

80万ダウンロードに到達するまでの軌跡を具体的に追ってみると、それは3段階に分けられるそう。

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【STEP1】初動はスマホヘビーユーザーによる拡散
AppStoreおよびGoolePlayに対し、事前告知を実施した結果、2016年1月1日のAppStore新着注目アプリ枠に掲載されました。これにより、AppStoreを頻繁にチェックする20代、30代を中心としたスマホヘビーユーザーの目に留まることに。番組自体の知名度と、NHKが公式にパロディー作成を推奨したというアプリの出現に、Twitter上では「どうした?NHK!」と驚きが拡散。さらに、その「本物みたいな」ムービーのクオリティの高さがアプリDLを促し「表現の連鎖」を発生させました。

【STEP2】番組PRによるスマホノンネイティブユーザーの獲得
頻繁にはAppStoreをチェックしないスマホノンネイティブユーザーを獲得するために、TV番組でのPRを実施しました。1月4日のNHK朝の情報番組「あさイチ」や、同「プロフェッショナル仕事の流儀」で参考ムービーやアプリの使い方を紹介。これにより40代を中心とする番組のファンがアプリに殺到し、作ったムービーをYouTubeのリンクとともにFacebookで紹介し、また、番組公式HP内の「みんなの流儀図鑑」へ投稿することとなりました。

【STEP3】YouTuberによるスマホネイティブユーザーの獲得
最後に、番組のファン層やスマホヘビーユーザーから外れる10代のスマホネイティブユーザーを獲得するための施策が、YouTuberによる「私の流儀ムービー」の公開です。人気YouTuber「瀬戸弘司」のムービー公開を皮切りに、さらなる拡散が生まれました。

上記のような段階を経て80万ダウンロードを突破した「NHKプロフェッショナル私の流儀」。本アプリを支えた「DigiBookフォトムービーシステム」(想像を超えた表現ができるフォーマットと、表現を実現する技術を提供するフォトムービーシステム)にも、今後さらに注目が集まりそうです。

「NHKプロフェッショナル私の流儀」ダウンロードはこちらから:
http://www.nhk.or.jp/professional/apps/

(2016年2月17日 CREATIVE VILLAGE編集部)