株式会社小学館が刊行する子ども向け雑誌『小学一年生』が、2025年に創刊100周年を迎える。それを記念し、企業向けの新たな福利厚生サービスとして年間定期購読プランが提供されることとなった。

『小学一年生』は、1925年の創刊以来、4世代にわたって多くの家庭で親しまれてきた。初めての学校生活を迎える子どもたちに向けたこの雑誌は、学びを「おもしろく」する工夫を凝らし、子どもたちの好奇心を育む教材としても評価が高い。

編集部は「これまで培った100年の歴史を未来へとつなぎ、子どもたちの無限の可能性を応援したい」としており、その姿勢は多くの家庭に共感を呼んでいる。

今回の定期購読サービスは、企業の福利厚生の一環として、従業員の子育て支援を目的に企画されたものだ。特に、小学校入学後の家庭環境の変化に対応する支援策として注目されている。

サービスの導入企業からは、「従業員にとって特別感のある福利厚生として好評を得ている」といった声が寄せられており、同誌が子育て世代に提供する付加価値の高さがうかがえる。

この定期購読プランでは、2025年4月号から2026年2・3月合併号までの9冊を対象に、税込み14,990円で提供される。また、全9冊の申込者には小学館の図鑑「NEO」1冊が特典として進呈される。発刊ごとに従業員の子ども宛てに直接配送される仕組みも利用者の負担軽減につながっている。