アジアゲーム市場の調査・分析を行うNiko Partnersはこの度、2019年度の中国国内のコンソールゲームの売上規模が約909億円に上ると予測を立てたレポートを発表しました。2018年の約819億円から11%増加することになります。
コンソールゲーム市場が拡大している背景として2014年に、上海の自由貿易区に限定するかたちで『PlayStation 4』『Xbox One』の製造・販売が可能になったこと、近年テンセントと任天堂が業務提携を行い、国内で『Nintendo Switch』を販売することが決定したことなどが挙げられます。
同社によれば、中国はスマホゲームが主流であることから、国内市場にコンソールゲーム市場が形成されることで、中国のゲーム開発のレベルの向上やユーザーのゲーム嗜好の多様化が進むことが予測されています。
参考文献は下記参照
Niko Partners 「中国コンソール/テレビゲーム市場」該当資料
日本経済新聞 2019年04月26日付
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO44281240W9A420C1000000/
任天堂「中国でのNintendo Switchの発売について」プレスリリース
https://www.nintendo.co.jp/ir/pdf/2019/190426.pdf
(CREATIVE VILLAGE編集部)