埼玉県比企・東松山エリアのブランディングを行うフリーランスのイラストレーター・nomokoさん(@nomoko_design)。彼女が描いた“コンペの悪魔”が、デザイナーから共感を集めています。
コンペの悪魔をイラストにしました。
私は被害に遭ったことはないですが、こういう話を同業デザイナーから聞いたりします。コンペの提案プランは膨大な思考と時間の結晶です。
その重みを理解していないクライアントが実在することは、とても悲しいことですね。#デザイナーあるある pic.twitter.com/XW2fIWZg0i— nomoko 地域ブランディングのイラストレーター (@nomoko_design) 2018年6月18日
発注側は「無料で沢山のアイディアが集まる」「安い会社に頼める」など、メリットを考えて受注(提案)側にコンペの提案プランを頼みます。
一方の受注(提案)側は、ボロボロになりながらもコンペの提案プランを提出。イラストでは10日となっていますが、納期は案件ごとに違いますので、実際はもっと短いケースも想像できます。これを受け取った発注者側は他社のプランを比較して、「内容はA社がいいけど、安いのはB社だな…」と判断。ここで“コンペの悪魔”が登場します。
「そうだ!!A社のアイディアをB社に渡して作ってもらおう」。
優しそうな男性の姿は突如として、ツノの生えた悪そうなサングラスの悪魔に変化!受注(提案)側は「アイディアは私達の数日分の労働の上に産まれたもので、タダじゃないんですよ!!!」と涙を流して怒ります。
良くある話だと思います。小さい仕事だとなかなか気づけないですけどね。
— ビーハヴ (@yosuke_tomisawa) 2018年6月18日
このような意見からも、被害にあったことのある方は多いことがわかります。
nomokoさんは「私は被害に遭ったことはない」と投稿していますが、いつ皆さんの前に“コンペの悪魔”が現れるかわかりません。
このような被害にあわないためにも、契約書は必ず用意した方がよさそうですね。
(この記事は、Twitterサービス利用規約に基づき、同社の提供するサービスを利用して作成されています)
CREATIVE VILLAGE編集部