音楽ストリーミングサービスの大手Spotifyは、2025年に飛躍が期待される国内アーティスト10組を「RADAR: Early Noise 2025」として発表した。本プログラムは、Spotifyが次世代の音楽シーンを牽引するアーティストを支援し、リスナーとの新たな出会いを創出する目的で展開しているもので、2025年度の注目アーティストにはAKASAKI、乃紫、ブランデー戦記など、多彩なジャンルから選出された。
選出されたアーティストをフィーチャーした公式プレイリスト「RADAR: Early Noise 2025」が公開されたほか、選出アーティストの楽曲や魅力について語るポッドキャスト「New Music Wednesday [Podcast Edition]」の最新エピソードも配信開始。さらに、選出アーティストのパフォーマンスを間近で楽しめるショーケースライブ「Spotify Early Noise Night #17」が3月19日、渋谷のSpotify O-EASTで開催されることも決定した。このイベントでは、AKASAKIやブランデー戦記を含む4組の出演が発表されており、今後さらに追加出演者が発表される予定だ。
また、今年度より新たにポッドキャスト分野にも注力。「RADAR: Podcasters 2025」として、新進気鋭のポッドキャストクリエイター5組を選出した。選出された番組には、長谷川ミラが出演する「UNDERDOG in Tokyo」や、Isaac Y. Takeuの「GOLDNRUSH PODCAST」などが含まれる。Spotifyは、番組制作支援やイベント開催を通じて、国内外のリスナーとの接点を広げていく方針だ。
本プログラムは、Spotifyが2017年に日本で開始した「Early Noise」を前身としており、過去にはあいみょんやKing Gnu、藤井風といったアーティストが選出され、後のブレイクにつながった実績がある。昨年選出されたtuki.は、ヒット曲「晩餐歌」が国内で1億再生を突破し、大きな話題を呼んだ。
Spotifyは引き続き、選出アーティストやクリエイターを多角的にサポートし、音楽とポッドキャストの新たな文化を国内外に届ける取り組みを強化していく。公式プレイリストやイベント情報は専用サイトで確認できる。
