ピクシブ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役CEO 丹羽康弘)は、2024年12月4日、クリエイター支援サービス「pixivFANBOX」の新機能「FANBOXプリント」を正式リリースした。「FANBOXプリント」は、クリエイターが制作した作品を全国約3万2千店舗のコンビニエンスストアに設置されたマルチコピー機を通じてプリント商品として販売できるサービスだ。
このサービスでは、ファンがプリントを購入することで、印刷代金の30%がクリエイターに還元される仕組みが導入されている。これにより、クリエイターは新たな収益源を得ることができるとともに、ファンにとっても手軽にお気に入りの作品を手に入れる方法となる。
「FANBOXプリント」は2024年9月から一部のクリエイターに限定して試験的に運用されていたが、12月4日よりpixivFANBOXを利用する全クリエイターが利用可能になった。利用にはコンテンツ提供者登録と審査が必要となる。
試験運用では152名のクリエイターが約480点の作品を出品し、好評を博した。この正式リリースにより、さらに多くのクリエイターが参加できるようになり、ユーザーは多様な作品を楽しむことが期待されている。
正式リリースを記念し、クリエイターのロイヤリティ率が通常の30%から40%にアップするキャンペーンが開催される。対象期間は2024年12月4日から2025年1月31日まで。この期間中、ファンが購入したプリント商品の売上に応じて、より多くの収益がクリエイターに還元される仕組みだ。
ピクシブは、「創作活動を、もっと楽しくする。」を理念に掲げ、クリエイターが安心して活動を続けられる環境を提供している。「FANBOXプリント」はその一環として、ファンとクリエイターの距離を縮める新しい試みだ。
ファンは自宅や学校、オフィス近くのコンビニで手軽に作品を手に入れられる。印刷商品はL判やA4光沢紙などが用意されており、価格は300円から500円(税込)。詳細な利用方法や制作ガイドラインについては公式サイトで確認できる。
ピクシブは今後もサービスの拡充を進め、クリエイターの創作活動を支援していく方針だ。