アジアを代表するインディーゲーム展示会「2024 G-EIGHTゲームショウ」が、11月29日から12月1日まで台湾・台北エキスポドームで開催される。本イベントは、国内外から180を超えるゲーム作品が集結し、日本からも17作品が出展される。
G-EIGHTゲームショウは「プレイヤーによる、プレイヤーのための場」を理念に2022年に創設された。インディーゲームの開発者とプレイヤーが直接交流する場を提供することを目的としており、今回で3回目の開催となる。主催者である台湾の著名ゲームストリーマー6tan氏は、「多くのゲームは不人気なのではなく、まだ認知されていないだけだ」との信念のもと、新たな才能を世界に紹介することに情熱を注いでいる。
日本から17作品が出展
今回の展示会には、日本からPLAYISM、集英社ゲームズ、株式会社KOMODO、ポケットペア、キャット・ホイ商事合同会社、LeonaSoftwareなどが参加。それぞれ注目タイトルを披露する。
PLAYISM:「炎姫」(2025年発売予定)、「電気街の喫茶店」(2024年11月18日発売)など
集英社ゲームズ:「都市伝説解体センター」(2025年2月13日発売予定)、「シュレディンガーズ・コール」(2025年発売予定)など
株式会社KOMODO:「OneShot: World Machine Edition」(2024年10月発売)など
ポケットペア:「パルワールド」(2024年1月19日発売)
キャット・ホイ商事合同会社:「超翼戦騎エスティーク」(2024年発売予定)
来場者が主役のインタラクティブ展示
G-EIGHTゲームショウの最大の特徴は、参加者自身がゲーム体験の一部になれるインタラクティブな仕掛けだ。会場では限定カードを収集・交換でき、試遊体験やゲームのウィッシュリスト追加に活用できる。また、リアル謎解きアクティビティや「Player’s Vote」と呼ばれる投票イベントも行われ、来場者が展示会を「ライブゲーム」として楽しめる仕組みが用意されている。
さらに、オンラインプログラムやステージイベントも予定されており、グローバル規模のインディーゲームの盛り上がりを体感できる内容となっている。
G-EIGHTは、才能あるインディーゲームの認知を広げる重要な場として、開発者とプレイヤーをつなぐ。日本を含む国際的な出展者が集うこの展示会は、ゲーム業界の未来を切り開く絶好の機会となるだろう。