株式会社ドローンショー・ジャパン（石川県金沢市、代表取締役社長 山本雄貴氏）は2024年10月31日、日本唯一のドローンショー専用機体『DSJ MODEL-X』をリリースし、2025年分の予約受付を開始した。同社は国内におけるドローンショー実績No.1であり、独自の専用機体開発を行う唯一の企業である。

今回発表された『DSJ MODEL-X』は、最大20分の飛行時間を誇り、雨天対応の撥水加工を施すなど、天候に左右されない設計が特徴。また、専用充電器で一度に77台の充電が可能になり、ショー準備時間の短縮を実現した。運搬面でも機体を25台積載できるコンパクト設計を導入し、さらなるコストパフォーマンスを追求。1機9万円という価格設定は、ドローンショーへの参入を希望する企業にとって大きな魅力となる。

代表取締役社長の山本雄貴氏は、「現在、世界では数千台規模のドローンショーが話題になっていますが、実際には500〜1000台規模のショーでもコスト面の課題から導入を断念するケースが多いです。『DSJ MODEL-X』は、1機9万円という驚異的な価格でショーのハードルを大幅に引き下げました」とコメント。さらに「ドローンショーの需要は増加しています。コスト削減により、全国で規模にかかわらずドローンショーを開催しやすくなり、結果的に業界全体の成長が期待できる」と、普及を見据えた市場拡大への意欲を示した。

株式会社ドローンショー・ジャパンは、国内最大手のドローンショー企業であり、ドローンによる航空ショーを国内で先駆けて取り入れている。これまで横浜の八景島シーパラダイスや大阪の関西万博など大規模ショーを手がけ、ドローンライト広告など新たなエンターテインメントを提供してきた。技術革新を通じてドローンショー業界の可能性を追求し、今後も日本発の感動を世界へと届けることを目指している。