2024年9月13日(金)から23日(月・振休)までの11日間、アートイベント「SHIBUYA PARCO ART WEEK 2024」が開催される。

メインビジュアルはFriendsWithYou!

本イベントのメインビジュアルは、人気アートコラボレーティブユニットのFriendsWithYouが担当。渋谷PARCO 4階のPARCO MUSEUM TOKYOでは、FriendsWithYouの個展「Ocean – Temple of the Sacred Heart」を開催し、来場者は作品と触れ合い、新たな体験をすることができる。

パフォーマンスやアーティストの個展も充実

昨年に続き実施するパフォーミングアーツの演目として、本年は美術家、振付家、ダンサーのハラサオリによる『P wave』の改訂版を9月23日(月・振休)に上演、また20日(金)には 9F「SUPER DOMMUNE」での特別番組も配信予定。注目アーティストの個展も目白押し。2F「2G」では中国生まれのアーティストNimyu(ニミュ)、2F「OIL by 美術手帖」はMATTERのディレクターも務める作家・酒井建治、B1F「GALLERY X BY PARCO」は写真家・アーティストの嶌村吉祥丸の写真展など、館内に点在するギャラリーに作品が揃う。

■タイトル:SHIBUYA PARCO ART WEEK 2024(シブヤパルコ アートウィーク ニセンニジュウヨン)
■期 間 : 2024年9月13日(金)~9月23日(月・振休)
■会 場 : 渋谷PARCO館内外
■特設WEB:https://shibuya.parco.jp/feature/detail/?id=7522

架空の神話に基づく冒険。FriendsWithYouの個展「Ocean – Temple of the Sacred Heart」

サミュエル・アルバート・ボークソンとアルトゥーロ・サンドバルによるアートコラボレーティブ、FriendsWithYou。「PARCO MUSEUM TOKYO」では、NANZUKAのキュレーションのもと、個展「Ocean – Temple of the Sacred Heart」を開催。“Magic”、“Luck”、“Friendship”を軸にして2人が生み出すのは、「新しい人間関係の構築」を提案する体験型の作品だ。地球を海と名付ける架空の神話に基づく本展もまた然り。鑑賞者たちは、KAWAII仲間たちの軍団が、Mixxyアルゴリズムから全ての存在を解放するために、団結して立ち向かう勇敢な冒険へと参加することになるだろう。その遊び心溢れる作品には、参加を通じて、自分自身や他者とつながり、友情を広げてコミュニティを築いたうえで、自然界との関係をも深めることを願う、アーティストの祈りが込められている。4Fの吹き抜けスペースでは、無料で体験できるライドの作品も楽しめる。

Performing Arts~地震大国・日本で生まれ育った身体の記憶を通して、「振動と受容」を問う 『P wave』ハラサオリ

「環境と身体」をテーマに、自らの身体、光、音、テキスト、ドローイングなど多様なメディアを用いた上演型作品を制作するハラサオリ氏が、「ComMunE」で振付作品『P wave』を発表。2021年より形を変えながら展開されてきた本作のテーマは、「振動と受容」だ。地震大国・日本で生まれ育ったハラ氏が、自らの身体記憶を振付的視点で再考するのは、揺れる環境におけるヒトの肉体的・精神的な在り方だ。その過程で発見されるのは、曖昧に発生し消失する波の如く不確かなものとしての「意志」に他ならない。『P wave』というタイトルは、その「意志」を捉える視座の象徴として、地震発生時最初に地震計で記録される初期微動=primary waveから取られている。

2G(NANZUKA)|Nimyu / ニミュ“Dance with Me”

ART WEEKの後半戦、「2G(NANZUKA)」では、AKIINOUEキュレーションによる、Nimyu(ニミュ) の新作個展「Dance with Me」を開催。中国生まれのNimyuは、北 京の中央美術学院でBFAを取得後、ニューヨーク・アカデミー・オ ブ・アート大学院を卒業し、現在は東京を拠点に活動する注目の アーティストだ。さまざまな表現方法を通して彼女が探求するのは、 高度情報化社会における個人のアイデンティティの複雑さ。人間、 動物、食物などなど日常にありふれた現実的なモチーフとシュール 空想が同居する作品は、見る者を不思議の国へといざない、さまざ まな問いを投げかけてくるだろう。一度味わったら病みつきになる その奇妙な作品体験を、ぜひお試しあれ。

OIL by 美術手帖|酒井建治個展「Like seeing this world for the first time」

シルクスクリーン、油絵、版画、立体作品。多彩な表現方法による作品を通して、生活を送る中で生じる感情の変化を様々な時間軸から捉え、現代社会における自分の位置や存在への確認と返答を行う酒井建治。そんな彼の個展「Like seeing this world for the first time」で発表されるのは、移りゆく人や世の中について思考し探求を続ける絵画シリーズのほか、幾何学構成的にストリートの風景を捉えた新作絵画。身近ではあるが果てしないテーマと真摯に向き合うことによって立ち上がる、その比類なき世界観には、ただただ圧倒されるしかない。体験した後は、見慣れた街の風景が少しだけ違って目に映ることだろう。

GALLERY X BY PARCO|嶌村吉祥丸 写真展「what is good?」

写真家・アーティストとして、そして領域横断的な活動で注目を集める嶌村吉祥丸、初の写真集『what is good?』を9月25日リリース。収録されるのは、過去10年にわたり、東京、パリ、ベルリン、モスクワ、ラオス、ニューヨーク、ポートランドなど、世界各地を巡るなかで撮り溜められた作品から、「“good”とはなにか」という問いと向き合って選ばれた約200点。発売に先駆け、書籍の先行発売と作品の展示を行う展覧会が開催。「わたしにとって写真は、人やこの世界と対話するためのことば」。そう綴る嶌村が、知らず知らずのうちに“good”を探して注いできた眼差しには、世界をそっくりそのまま抱擁するかのような優しさにみなぎっている。

ほぼ日曜日|『チャレンジミッケ! おばけだよ』発売記念 ミッケ!であそぼう展

「ミッケ!であそぼう展」は、横3メートルの巨大なプリントでミッケ! を体験できるイベントです。 『ミッケ!』はシリーズ累計国内1000万部を突破した大人気の“かくれんぼ 絵本”。日本語への翻訳は、糸井重里(ほぼ日)が当初からずっと手がけてきました。会場内の特設ショップでは、9月12日に発売になる最新刊『チャレンジミッケ!12 おばけだよ』も販売します。

PARCO出版「One Page BOOKSTORE -1ページの本屋-」

パルコが擁する出版レーベル“PARCO出版”の設立50周年を記念し、架空の本屋「One Page BOOKSTORE -1ページの本屋-」が1か月限定でオープン。本屋のコンセプトは、カルチャー(culture)の語源でもあり、「耕す」という意味を持つ、カルティベイト(cultivate)。
PARCO出版が50年の歴史の中で刊行してきたアート・ライフスタイル・ファッション・文芸など多様な書籍を販売するほか、PARCO出版が選んだ、新たな時代を予感させる50+αのモノ・ヒト・コト=Cultivators(耕す人たち)が”自身を現すもの”として世に送り出した、本やZINE、アート作品、アパレル商品、雑貨、植物などを販売すると共に、彼らの「今」を切り取った“1ページ”として展示。

PAMM| PAMM祭り 2024 “ひとりで考える”

「PAMM」の渋谷PARCO店オープン1周年を記念し、コミュニティを総集したイベント、「PAMM祭り」を開催。本イベントは ”ひとりで考える” をテーマに、ファッションのみならずアートや文学、音楽、衣食住といった日々の暮らしに根付いた様々なカルチャーが集結。心地よい生活を提案する日本発のサンダルブランド「SUBU(スブ)」をはじめ、PAMMと二度のコラボレーションを行なうharu.が編集長を務めるインディペンデント雑誌「HIGH(er) magazine(ハイアーマガジン)」、美しい見た目と斬新な味が魅力のお弁当「chioben(チオベン)」などの参加が決定いたしました。また、シルクスクリーンイベントや、一味違ったフリーマーケットなど、「PAMM祭り」でしか体験できない、購入できないアイテムも多数取り揃えております。

ART&CULTURE STREET.vol.4/YUUKI

マルチクリエイター YUUKI 主催のアートとカルチャーの融合型マーケットイベントArt Culture Street. の第4弾開催!参加アーティストによるアートマーケットや、アート展示、ライブペイント、ミュージシャンによる演奏など、多種多様なコンテンツが楽しめる場に! 今回は、「SELF LOVE(セルフラブ)」をテーマにした、オリジナリティあふれる作品も並ぶ。

引用元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000003041.000003639.html