株式会社Algomaticは、AI翻訳エンジンを活用したゲーム特化型の多言語翻訳サービス「DMM GAME翻訳」の提供を開始した。このサービスは、130言語に対応し、最短1時間で翻訳を納品することが可能である。ゲームのストーリーやインターフェースなどのテキストを、高品質かつコンテキストを維持した形で翻訳し、グローバル展開を支援することを目指している。
近年、日本のゲームコンテンツの海外展開が加速する中、翻訳にかかる時間とコストが障壁となることが多かった。従来の翻訳プロセスでは数ヶ月を要することもあり、これがグローバル展開の足かせとなっていた。DMM GAME翻訳はこれらの課題を解決し、日本のゲーム産業の国際競争力を強化することを目指している。
サービスの主な強みとして、130言語対応、迅速な納品、コンテキストを維持した翻訳、大量データ処理、そしてコスト効率の高さが挙げられる。これにより、大規模なゲームプロジェクトも迅速に対応可能であり、企業はより多くの市場に参入しやすくなる。
Algomaticの事業責任者である野田氏は、「先日リリースしたDMM動画翻訳サービスに多くの反響をいただき、この反響を受け、ゲーム分野でもコンテンツのグローバル展開を支援したいと考えました。DMM GAME翻訳は、独自のAI翻訳エンジンを駆使して、従来の翻訳プロセスの時間とコストの問題を解決し、ゲームクリエイターがより簡単に、素早く世界中のプレイヤーとつながることを可能にします。今後もAIの力を活用して、言語の壁を越えた新しいエンターテインメントの形を創造していきます」とコメントしている。