LINEヤフー株式会社(以下、LINEヤフー)は11月6日、同社の運用型広告配信プラットフォーム「LINE広告」において、新たに「LINE」内の「ノート」機能に広告を配信する取り組みを開始したと発表した。この追加により、特に20代女性が多く利用する「ノート」を通じて、日常的に「LINE」を活用する若年層女性へのリーチ拡大が期待される。
「ノート」は、トークルーム内でテキストや写真をメンバーと共有できる機能で、LINEユーザーの中でも特に若年層女性の利用が多い。これにより、コミュニケーションプラットフォームとしての「LINE」を通じ、ユーザーの日常生活に自然に広告が溶け込むような形での情報発信が可能になる。
「LINE広告」は2016年にサービスを開始し、すでに「LINE VOOM」や「LINE NEWS」、「LINEウォレット」など多様な掲載面を有しており、2023年3月末時点で累計72,000件を超える広告アカウントが利用する規模に成長している。さらに、広告を表示する際には、ターゲットや効果の検証が柔軟に行える運用型の仕組みを活用することで、企業のマーケティング活動を効果的にサポートしている。
LINEヤフーは今後も様々な広告サービスを提供することで、企業とユーザー双方にとって有益な情報提供の場を提供し、LINEを通じた多彩なコミュニケーションの可能性を広げていく方針を示している。