株式会社アドインテ(京都府京都市、代表取締役:十河慎治)は、Azure OpenAI Service の生成AI技術を活用した広告クリエイティブ生成機能をアップデートした。これにより、広告テキストとハッシュタグの自動生成機能を新たに追加し、最新モデルのAzure OpenAI Service GPT-4oにも対応した。
広告テキスト・ハッシュタグ生成機能
新機能では、URLを入力するだけで、ターゲットとなるペルソナに最適化された広告テキストとSNS拡散効果を高めるためのハッシュタグを自動生成する。これにより、配信先媒体の規定文字数に合わせた最適な広告テキストが作成可能となる。
Azure OpenAI Service GPT-4o への対応
今回のアップデートで使用モデルをAzure OpenAI Service GPT-4oにアップデートした。これにより、製品ホームページからの情報読み取りの処理速度と精度が向上し、生成されるコンテンツの質が改善された。結果として、広告テキストやハッシュタグの生成がより最適化された。
効率的かつ迅速な広告クリエイティブの作成
この機能アップデートにより、製品ホームページのURLを入力するだけで、適した広告テキストとハッシュタグを効率的かつ迅速に作成できる。これにより、従来の手法に比べて、配信までに必要な期間とコストを大幅に短縮することが可能となった。
アドインテは今後も『リテールメディア×生成AI』のアップデートを進め、広告クリエイティブ画像や動画の生成、Azure OpenAI Serviceと他生成AIを組み合わせた画像の編集・合成機能を開発する予定だ。
日本マイクロソフトからのエンドースメント
日本マイクロソフト株式会社の業務執行役員である木村靖氏は、アドインテのAIソリューション提供開始を歓迎し、Azure OpenAI Service GPT-4oの導入による精度と速度の向上を評価した。さらに、アドインテとの連携を通じて、日本のAIトランスフォーメーションの推進に貢献する意向を表明している。
株式会社アドインテは、流通小売業向けのDX支援とリテールメディア開発を通じて、技術革新による顧客価値の創出を追求していく方針。