株式会社RECCOO(本社:東京都渋⾕区、代表取締役:出⾕ 昌裕、以下、当社)が運営するZ世代に特化したクイックリサーチサービス『サークルアップ』は、最新のZ世代調査として「ショートドラマのサブスク」に関する調査レポートを発表した。今回の調査ではにショートドラマプラットフォームの利用をはじめとした主にショートドラマのサブスク利用に対する現役大学生の意識を調査した。

【調査概要】
・調査日:2025年3月28日
・調査機関(調査主体):サークルアップ運営(株式会社RECCOO)
・調査対象:大学1年〜4年の大学生
・有効回答数(サンプル数):300人
・調査方法:サークルアップのアンケートオファー

ショートドラマの起承転結の強烈さが、若者を惹きつける

「ショートドラマを視聴しますか?」という問いに対し、「好んで視聴する」「たまに視聴する」と答えた層が全体の62%にのぼった。一方で、「ほとんど視聴しない」「全く視聴しない」と答えた層も合わせて38%と、二極化の傾向も見られた。この結果を学生メンバーに伝えたところ、以下のような意見が出た。

一方、見ないと回答した人の意見は、ショート動画で流れてくるものは見るが、自分から見ようとは思わない。見すぎて時間を溶かしてしまうため見ないようにしている。長編モノと比べると、安っぽく感じてしまうなどの意見が出た。

大学生のうち約7割が、ショートドラマは流行ると回答

ショートドラマが今以上に流行るか聞いたところ、68%の大学生が肯定的な意見を示しました。YouTube ShortsやTikTokで日常に入り込んできている、ショートドラマは今後も発展していくと予想される。

3割が何らかの形でショートドラマのサブスクに“登録済み”と回答

「ショートドラマのサブスクに登録していますか?」という質問に対して、現在登録中の層(有料9%+無料11%)と、過去に登録経験のある層(有料4%+無料7%)を合わせると、約3割の学生が“何らかの形で利用経験あり”という結果に。まだ少数派とはいえ、「登録者=完全なるマイノリティ」とは言い切れない状況になってきている。実際、「短いからこそ、良い作品に出会えると満足感が高い」「サブスクでも月500円以内ならアリ」といった意見もあり、Z世代の間で“タイパ重視+ちょっと課金してもOK”という新しい価値観が芽生えてきている印象。

知名度トップはLeminoとTELASA、SAMANSAも急浮上

認知度では、NTT系の「Lemino」(26%)や「TELASA」(23%)といった大手サービスが強さを見せているが、意外にも独立系の「SAMANSA」(22%)がそれに迫る勢いを見せている。SAMANSAの知名度が高いこととして、以下の理由を学生メンバーで話し合った。一つ目は、世界中のショート動画クリエイターと直接契約しているため、映画作品に引けを取らないほどの映像の質。二つ目は、予告編をTikTokやInstagram、Xのショート動画で流していることが理由としてあります。ショートドラマそのもの質が高く、それをショート動画プラットフォームに流すことで、一気に引き込まれる若者が多いという考えに至った。

ショートドラマジャンルでは、「恋愛」次いでコメディが人気

ジャンル別では「恋愛もの」がダントツの45%を占めており、続く「コメディ」(22%)や「サスペンス」(8%)を大きく引き離した。「恋愛は展開が早くて短尺と相性が良い」「共感できるストーリーが多い」といった声も多く、Z世代の感情に刺さるコンテンツが鍵となっているようだ。

今回の調査で実際にショートドラマのサブスクを契約した学生メンバーからは、以下のような意見があがり、ショートドラマならではの起承転結の強さに感心していた。

短い時間でキュンキュンすることができ、タイパが良い(恋愛系)
短編が多く、登場人物の設定も多いので自分を重ねることができる。(恋愛系)
短い中にギュッと笑いが詰め込まれていて、ボケとツッコミのテンポが良い(コメディ系)
TikTokの延長みたいな感じで、ずっと見てられる(コメディ系)

引用元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000186.000033607.html