ミライテバナー

世界最大級のイマーシブプラットフォーム「Roblox(ロブロックス)」において、新たなIP創出を目指す共同プロジェクト「ONI PANI」がスタートした。このプロジェクトは、Roblox上でコンテンツの企画・開発・パブリッシングを行うGeekOut株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:田中創一朗)と、クリエイティブスタジオGLITCHRAVE(代表取締役:MISOSHITA)の共同事業である。

「ONI PANI」は、クリエイターと共創しながら、オリジナルIPを生み出すことを目的としたプロジェクトだ。GeekOutが新たに設立した「GeekOut Studio」の一期生として、GLITCHRAVEの代表でありアートディレクターでもあるMISOSHITA氏が加わったことで、本プロジェクトが発足した。

「ONI PANI」の舞台は、江戸時代の街並みと未来技術が融合したユニークな電脳世界である。この世界では、忍者やサムライ、盆栽、歌舞伎、芸者といった日本文化が、アキハバラやハラジュク、Hyperpop、Hip Hop、Metalといった現代の多様なカルチャーと交差する。そこに暮らすONI(鬼)たちが繰り広げる自由奔放な日常と絶え間ないパニックが特徴だ。ユーザーは、この世界で遊ぶだけでなく、自ら世界を拡張し、創造する楽しみ方も可能である。

プロジェクトのアートディレクションはGLITCHRAVEのMISOSHITA氏が担当。日本のメタバースカルチャーを牽引するアーティストであるMISOSHITA氏は、独創的で革新的なデザインを基盤に、Robloxの特性やユーザー層を活かした新しい表現を追求している。

本プロジェクトは、「ONI PANI」の世界観のもとで、クリエイターによる多様なゲームが次々と生み出されることで、IPがバイラル的に広がるエコシステムの構築を目指している。具体的には、以下の取り組みを展開する予定だ。

3D空間でのコンテンツ制作:ONI PANIの世界観を再現したインタラクティブなゲーム体験を提供。
アセットの提供:キャラクターモデルやマップなど、クリエイターが自由に活用できる素材を用意。
コミュニティ形成:クリエイターやファンが集まり、互いにゲームを推薦し合う場の構築。さらに、ゲームコンテストやイベントも開催予定。

GeekOutとGLITCHRAVEは、本プロジェクトを通じてRoblox上での成功にとどまらず、IPとして広く親しまれるコンテンツに成長させることを目指すという。

最新情報は、「ONI PANI」の公式X(旧Twitter)で順次公開される予定である。