株式会社マークス(本社:東京都世田谷区)が展開する手帳ブランド「EDiT」と、下北沢BONUS TRACK内の日記専門店「日記屋 月日」が、「人生を編集する」をテーマにコラボレーションイベントを開催することが決定した。この取り組みは、AI技術が進展しタスク管理が効率化される一方で、「記憶」や「経験」といった人間の個々の価値を再認識し、日記や手帳の魅力を広めようという試みである。

日記屋「月日」と手帳「EDiT」の特徴

「日記屋 月日」は、2020年に下北沢でオープンした日記専門店で、毎日をテーマに日付のある「日記本」を専門に扱っている。新刊書や古書のほか、自主制作のリトルプレスやzineも揃え、店舗ではコーヒースタンドを併設して「日常の記録」を大切にする文化を発信している。

一方の「EDiT」は、「人生を編集する」をコンセプトに株式会社マークスが展開する手帳ブランドで、書き心地やデザインにこだわった1日1ページの手帳が人気を博している。2010年に誕生し、自由度の高いフォーマットと上質な紙質が支持を集めており、国内外にユーザーを増やしている。

ポップアップとトークイベントの詳細

本コラボレーションの一環として、11月21日から12月5日まで「日記屋 月日」にて「EDiT」2025年版手帳のポップアップを開催する予定である。ここでは、「EDiT」手帳シリーズの販売に加え、マークス独自の手帳用紙「NEO AGENDA for EDiT」に試し書きができるスペースも設けられる。

さらに、11月28日には本屋B&B(BONUS TRACK内)にて「人生を編集する」をテーマとしたトークイベントを開催する。ゲストには、異ジャンルでの創作活動を展開するラッパーのTaiTan氏と、出版業界で活躍するブックコーディネーターの内沼晋太郎氏が登壇。手帳を「人生を編集する」ためのツールとして再解釈し、創作や本との出会いがもたらす発見について語る。

イベント概要

ポップアップ:11月21日(木)〜12月5日(木)、日記屋 月日(東京都世田谷区代田)
トークイベント:11月28日(木)19:30~21:30、本屋B&B(BONUS TRACK 2F)
「EDiT」と「日記屋 月日」が手掛ける今回のコラボレーションは、日記や手帳を通じて「人生」という物語を記録し編集する新たな可能性を探る機会となる。