語学学習アプリ「Duolingo」は、生成AIを活用した新プラン「Duolingo Max」の日本向け提供を開始した。今回新たに追加された目玉機能「リリーとビデオ通話」により、没入型の英語学習が実現。人気キャラクター・リリーと自由に会話できる機能で、学習者はよりリアルで本格的な英会話体験を楽しめる。

「Duolingo Max」は、OpenAIのGPT-4技術を基盤とし、以前から提供されていた「スマート解説」や「ロールプレイ」に加え、リリーとの双方向ビデオ通話が加わった。この新機能は、リリーの独特な性格に合わせてAIモデルが訓練されており、会話内容や学習者の発話を記憶して、徐々に個別化されたやり取りを提供する。

リリーとの会話は、友人との自然な対話を模したインターフェースで行われ、発音や文法の指摘を重視せず、学習者が自信を持って英語を話すことに集中できるデザインとなっている。

DuolingoのCEOで共同創業者のルイス・フォン・アーン氏は、今回のリリースについて「私たちのミッションは、誰もが利用できる最高の教育を提供すること。リリーとのビデオ通話機能は、言語学習の新しい没入体験を提供する大きな一歩です」と語っている。

Duolingoは、世界で最も人気のある語学学習プラットフォームで、42の言語にわたる100以上のコースを提供している。ユーザーはゲーム感覚で楽しく学べる一口サイズのレッスンを通じて、新しい言語を習得できる。また、Duolingoは5,000以上の教育機関で採用されている「Duolingo English Test」も提供しており、手ごろな価格でオンライン英語試験が受けられる。会社のミッションは「誰もが利用できる、世界最高の教育を開発すること」であり、そのために技術革新を続けている。