2024/5/31(金)~6/5(水)に開催された、鶴泰輔氏の10年ぶりの個展「いん」。デジタル技術とフィジカルアートを掛け合わせた新しい体験価値を創造するアートブランド「GAAAT」は、同個展のキービジュアルのMetal Canvas Artを制作したことを発表した。

GAAAT 取り組みの背景

現代のアート市場では、商業的な成功が重視され、多様性と独自性が薄れがちです。特に若手アーティストは、経済的な理由で創作活動を継続できなくなる人も多く支援が必要だと考えています。そのためGAAATは、才能あるアーティストとのコラボレーションに力を入れています。

鶴泰輔氏 インタビュー

>10年ぶりの個展開催に向けた苦労はありましたか?
普段はほぼデジタルで仕上げるのですが、今回は全てアナログで描くと決めて安い絵の具を沢山買ってきて描いたら色が汚くなって何度か塗り直しました。そのせいもあってとにかく準備がぎりぎりでDM配りに使える日が1日しかなくなってしまい、自転車で渋谷から高円寺まで一気に配って筋肉痛になりました。会場で配るために作ったステッカーの品質が最低で、擦ると印刷が剥がれるのですがむしろ笑ってもらえて和んだのですごく助かりました。

>今回制作したMetal Canvas artの感想は?
初めて持った時に看板みたいな重厚感に興奮しました。立体的な印刷で見応えが増していたのと、塗料を吹きつけたようなザラっとした質感が良くてしばらく触りました。

>会場での反響はありましたか?
会場でも凄いインパクトがあったようで、「これどうやってるの!?」という感じでみなさん興味を持たれていました。とにかく大好評でした。

・鶴 泰輔 個展「いん」
・鶴泰輔 プロフィール
広島生まれ、東京都在住。イラストレーター・グラフィックデザイナー。
1960~70年代頃のサイケデリックアートに影響を受け、近年は主に音楽ライブなどのポスターデザイン
(月見ル君想フ、大浪漫商店など)を手掛ける。
[HP] https://tsurutaisuke.myportfolio.com/
[X] https://x.com/tsurutaisuke
[Instagram] https://www.instagram.com/tsurutaisuke/
・2.5次元アート「Metal Canvas Art」とは?
1.メタル製のキャンバスにより、半永久的に価値を保存
  メタル板をキャンバスにすることでメンテナンスフリーでも半永久的に美しさが維持される
2. 2.5次元での立体表現により、唯一無二の価値を実現
  オリジナルコンテンツの2D データを「32層」に分割し、2.5D アート用に設計する技術
3. 物理的なアートに止まらない拡張されたデジタル体験の提供(NFC/AR/VRとの融合)
  額縁に貼付されたNFCチップから購入者向けの限定的なコンテンツを提供、顧客に満足度を向上
詳細はこちら:https://gaaat.com/product

引用元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000029.000106651.html