株式会社Hiraku agentが、ゲーム業界で働いている方を対象に「ゲーム業界の魅力・働き方」に関する調査を実施。

調査概要:「ゲーム業界の魅力・働き方」に関する調査
【調査期間】2024年5月28日(水) ~ 2024年5月30日(木)
【調査方法】リンクアンドパートナーズが提供するPRIZMAによるインターネット調査
【調査人数】743人
【調査対象】調査回答時に ゲーム業界で働いている と回答したモニター
【調査元】株式会社Hiraku agent
【モニター提供元】PRIZMAリサーチ

ゲーム業界の約7割が「正社員」、在籍年数は「1年~3年未満」が最多

今回、調査に回答してくださった方の職種は以下のとおり。
『プログラマー・エンジニア(39.4%)』『ゲームデザイナー(33.0%)』『アートディレクター(13.7%)』『プランナー・ディレクター(10.8%)』


まず初めに、ゲーム業界で働く皆さんがどのような業務を行っているのか聞いてみた。「あなたが現在担当している業務をすべて回答してください(複数回答可)」と質問したところ、『プロジェクトマネージメント(33.0%)』と回答した方が最も多く、次いで『企画(28.9%)』『プログラミング(27.3%)』と続いた。様々な業務を担当されていることがわかった。

次に、「あなたの雇用形態を教えてください」と質問したところ、『正社員(74.7%)』と回答した方が最も多く、次いで『契約社員(9.0%)』『業務委託(在宅)(7.1%)』と続いた。正社員として働く方が大半のようですが、完全在宅の業務委託契約の方も一定数いるようだ。

続いて、「在籍年数を教えてください」と質問したところ、『1年~3年未満(23.2%)』と回答した方が最も多く、次いで『3年~5年未満(22.8%)』『10年以上(20.5%)』と続いた。「半年未満」「半年~1年未満」「1年~3年未満」を合計すると約4割と比較的短い傾向にあることがうかがえる。要因の一つに、プロジェクトベースの雇用形態が挙げられます。多くのゲーム開発プロジェクトは期間限定であり、プロジェクトが終了すると同時に契約が終了することが一般的。そのため、プロジェクトの終了に合わせて次のプロジェクトを探す必要があり、在籍年数が短くなる傾向にあると言えるだろう。一方で、10年以上勤めている方は2割を超えていることから、職種や担当業務によって勤続年数は変わるのかもしれない。

フレックスタイムは浸透傾向、8割以上が「今後もゲーム市場は成長する」と回答

続いて、福利厚生や制度の浸透状況について。

「ご自身がお勤めの企業で取り入れられている制度や福利厚生があれば教えてください(複数選択可)」と質問したところ、『フレックスタイム制度(54.9%)』と回答した方が最も多く、次いで『通勤手当(35.3%)』『育児休業(33.2%)』と続いた。時間的な融通が利きやすいメリットがある「フレックスタイム制度」については半数以上の企業に導入されていることが明らかに。また、その他様々な福利厚生や制度が取り入れられていることが分かった。

さらに、「今後、ゲーム業界の市場規模はどうなっていくと思いますか?」と質問したところ、『大幅に成長する(25.8%)』『やや成長する(60.1%)』『やや縮小する(12.5%)』『大幅に縮小する(1.6%)』という回答結果になった。「大幅に成長する」と「やや成長する」を合わせると8割以上の方が、今後も業界における市場規模は成長していくと考えているようだ。ゲーム業界の未来は、明るいと感じている方が多いことが示された。

将来性あるゲーム業界の魅力!働き方の実態が明らかに!


今回の調査で、ゲーム業界の魅力や働き方の実態が明らかに。ゲーム業界で働く方の職種としては、プログラマー・エンジニア、ゲームデザイナーなどが挙げられ、担当業務については、プロジェクトマネジメントや企画、プログラミングといった業務内容が挙がった。

また、約7割が正社員として働いている一方で、在籍年数は「1年~3年未満」が最多となった。さらに、フレックスタイム制度や通勤手当、育児休業など様々な福利厚生や制度が取り入れられており、総合して満足度が高いことが分かった。ゲーム業界について、実際に働く8割以上の方が「今後も市場は成長する」と回答しており、この業界で働くことにやりがいを感じている方は多いことがうかがえる。ゲーム業界における、働き方の実態が見えてきましたが、残業時間や給与面の満足度はどのような結果になったのだろうか。

引用元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000138842.html