ランサーズ株式会社が、「2022年必要とされたスキルランキング」を発表。「営業」が1位、「運営・更新・保守・SNS運用」が2位、「企画・PR」が3位にランクインした。
<2022年必要とされたスキルランキング概要>
2021年と2022年の職種カテゴリ別の発注数と案件の平均報酬額を抽出、比較してその増加率が大きいものをランキングにしたもの。
2022年必要とされたスキルランキング
オンラインミーティングやリモートワークが定着化し、フリーランス市場でも「営業」の発注数の増加率が1位となりました。「営業」が増加していることに伴い、資料作成やトークスクリプトの作成などの発注も増えている。ここ数年はリアルだけではなくオンラインの顧客接点を作る企業が増え、オンラインマーケティングを実施する上で足りないスキルをフリーランスの方に発注することが増加。マーケティングに関連する「運営・更新・保守・SNS運用」カテゴリが2位、「企画・PR」が3位、「リサーチ・分析・解析」が5位、「Webマーケティング・集客」が7位、「コンサルティング」が8位にランクインしている。
また、動画コンテンツの急激な増加に伴い、「動画編集」のカテゴリも4位にランクインしました。ランキングには入りませんでしたが、動画制作に関連して「音楽・音源・ナレーション」も増加。全体的に前回9月に実施したコロナ前後の調査(※)と類似した結果となり、特に「営業」・「動画編集」・「運営・更新・保守・SNS運用」などマーケティング関連のカテゴリの発注数は安定して増加傾向でトレンドからスタンダードになっていくことが推測される。
※:2022年9月実施、コロナ前後の「フリーランス市場の需要トレンド」
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000152.000010407.html
職種カテゴリ別の平均報酬額の増加ランキング
本ランキングでは、2022年に1件あたりの平均報酬額が増加したカテゴリをランキングにして公開。1位は営業の「資料作成」。営業の発注数が増加したことで関連する業務の報酬額にも影響が出たようだ。2位から4位にランクインしている「CD・本」・「翻訳・通訳」・「内職・軽作業・代行」については発注数は増加していないが、報酬額は増加傾向に。また、昨今では非対面のコミュニケーションツールのひとつとしてメタバースが注目されている。それに関連し、プロダクトデザインまで3Dの技術が求められるようになり「プロダクト・3D」の報酬額が増加し7位にランクインした。
引用元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000159.000010407.html