2022年7〜9月にSNS上で流行した言葉のランキングを「SNSマネージャー流行語ランキング委員会」が選定し、発表した。
SNSマネージャーは日頃からSNSのトレンドに目を配り、企業や組織のSNSアカウント運用に携わる専門家。SNSマネージャーへのアンケートを集計し選んだ、2022年7〜9月の流行語トップ5は以下となった。
第1位 ジャンボリミッキー!
東京ディズニーリゾートで行われているキッズダンスプログラム「ジャンボリミッキー!レッツ・ダンス!」にちなんだ動画投稿によって1位を獲得。東京ディズニーランドや東京ディズニーシーに遊びに行った様子だけでなく、ダンス動画の投稿も目立った。Instagramで #ジャンボリミッキー をつけた投稿は、3.4万件、TikTokで#ジャンボリミッキーの動画は、2.8億回視聴されていた。
第2位 スプラ休暇、スプラ3、トリカラ
『スプラトゥーン3』は2022年9月9日に発売されたNintendo Switch用アクションシューティングゲーム。前作『スプラトゥーン2』には自作のイラストを投稿する機能があり、ゲーム内に表示されることがある。あるユーザーの投稿「休暇理由:スプラ3発売日の為」が話題になり、「スプラ休暇」がTwitterのトレンドになった。また、発売後も頻繁に話題に上がり、中でもフェスマッチの後半に開催される3チームが入り乱れて戦う「トリカラバトル」はTwitterのトレンドに入った。
第3位 世界猫の日
8月8日は「世界猫の日」。カナダに本部がある動物愛護団体の国際動物福祉基金が定めた。#世界猫の日 のハッシュタグをつけ、多くの動画や写真がSNSに投稿されました。またGoogle検索で「猫」と検索すると肉球や猫の手が現れ、「Google」がTwitterトレンド入り。なお日本国内では2月22日が「猫の日」。世界各国でそれぞれの「猫の日」が定められている。
第4位 BLACKPINK
2016年に活動開始した韓国の女性4人組音楽グループ、BLACKPINK。2020年に米ブルームバーグ誌で「世界で最も影響力のあるポップスター」に選ばれた。世界が注目するカムバックを控え、公式YouTubeチャンネルで先行公開シングル『Pink Venom』のカウントダウン・ライブストリームを開催すると8月19日正午(日本時間)に発表。東京タワーのライトアップをブラックとピンク色にジャックした様子が各種SNSで投稿され話題になりました。ライトアップは、米・中国・韓国・台湾などでも行われ、現地のファンがSNSに投稿。ハッシュタグ#blackpinkiscomingは、Twitterワールドワイド・トレンド1位になった。
第5位 コミケ、C100
東京ビッグサイトで2022年8月13、14日に開催されたコミックマーケット100(コミケ)。3年ぶりの開催ということもあり、イベントや推しの様子、コスプレの写真などを参加者がSNSに投稿して賑わった。 #C100、#コミケ、#コミケコスプレ などのハッシュタグが目立ちました。特に#C100は外国語圏でも利用されるハッシュタグとなり、言語を越えた広がりが見られた。
※再生回数・フォロワー数などは特記がない限り2022年10月13日現在の数値です。
【SNS流行語ランキングについて】
TwitterやInstagram、TikTok、YouTubeなどのSNSメディアを対象に、直近3カ月で流行している言葉を選定し、SNSマネージャー有資格者への調査に基づきランキングを作成。2022年3月度から4半期ごとに最新の流行語ランキングをお届けします。また、年末には「年間大賞」を発表予定。
【SNSマネージャーについて】
SNSマネージャーは、日本のすべての企業担当者がSNSの基本知識を持ち、運用できることを目的として創設された。すでに600人以上のSNSマネージャーを輩出。資格レベルは初級・上級・チーフと3段階あり、企業内で働くSNS運用者はもちろん、SNSコンサルタントや経営者・フリーランスなど幅広い職種の人が受講している。運営は一般社団法人ウェブ解析士協会(東京都新宿区、https://www.waca.associates/jp/)。
5位〜10位までのランキングは以下に記載。
出典元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000334.000026172.html