クリーク・アンド・リバー社プロフェッショナルエデュケーションセンター(PEC)では、アートやコンテンツを活用した地域振興に関心ある、地域企業や自治体職員の皆様、コンテンツクリエイター・コンテンツ企業の皆様に向けた、受講無料のWebinar「杉浦幹男氏が聞く、アート・コンテンツと地域振興シリーズ」を開催します。

全国の地域・自治体で文化政策やコンテンツを活用した地域振興施策が注目されていますが、「その成果が説明しにくい」「推進する自治体職員や地域の方々からの間で知識・理解の差が大きい」というお悩みをよく耳にすることがあります。

そこで「文化の部署は初めてで…」という自治体職員の方や、コンテンツ制作以前に地域の方々とのコミュニケーション・共通言語に苦戦するコンテンツクリエイター・企業の皆様に向けたセミナーシリーズを開催します。今回のシリーズでは、自治体職員の皆さま、行政に提案したいコンテンツクリエイター・企業や芸術文化団体の皆さまに向けて、全国各地で地域アーツカウンシルを設立してきた杉浦氏が、芸術文化の第一線で活動している多様なゲストを迎え、地域振興の効果や行政との関係を踏まえた文化政策の立案、導入、評価などについて、ざっくばらんにお聞きします。

2024年内開催分は”社会包摂”をテーマにシリーズでお送りしています。
”社会包摂”とは、違いのある人たちを、違いを尊重したまま受け入れる社会を目指そうという考え方で、障害のある方々だけでなく、貧困を抱える人、移民・外国人、高齢者、LGBT、病気を抱える人、被災者など様々なマイノリティの人たちが含まれます。

そこで、芸術文化を活用することで障壁を取り除き、社会への参加を促し、一人ひとりと向き合う文化を醸成して、共に生きる社会を築くことが社会包摂の目的です。

第8回では、NPO法人沖縄青少年自立援助センターちゅらゆいの副代表であり、不登校・ひきこもり等、様々な理由で、社会孤立している青少年への支援に取組んでいる今木ともこ氏をゲストに招き、インディペンデントディレクター杉浦氏とのディスカッションを通じて、音楽活動、さらには文化芸術による取り組みの効果、成果について、一緒に考えてまいります。

▼こんな方におすすめ!

  • 社会包摂(ソーシャル・インクルージョン)に関心のある方
  • 地方創生・地域振興・街づくりなどに興味のあるクリエイターの方
  • 地方に拠点を移したいクリエイターの方
  • 行政の仕事をしてみたいクリエイターの方
  • 地域振興に関心ある地域企業の方
  • 地域振興に取り組んでいる自治体職員の方

▼こんなことをお話します

ゲストが手がけた地域振興や地域における社会包摂(ソーシャル・インクルージョン)の事例紹介と、その効果や企画・実施段階での工夫等についてお聞きします。
◇ゲストによるプレゼンテーション
◇ディスカッション

※都合により予告なく内容が変更となる場合があります。

開催概要

開催日時 2024年12月26日(木)19:30〜20:30
スケジュール 19:30 ウェビナー開始(開始5分前から入室可能)
20:20 質疑応答
20:30 終了予定
開催形式 オンライン開催
登壇者
杉浦 幹男(すぎうら・みきお)氏
インディペンデント・ディレクター
今木 ともこ氏
NPO法人沖縄青少年自立援助センターちゅらゆい副代表/事務局長
参加対象者 行政に提案したいコンテンツクリエイター・企業や芸術文化団体の皆さま
地域振興に関心ある地域企業や自治体職員の皆様
社会包摂に関心のある皆様 等
参加費 無料
定員 58名
主催 株式会社クリーク・アンド・リバー社
応募締め切り 2024年12月26日(木) 20:30
お申し込みはこちら

登壇者

インディペンデント・ディレクター
杉浦 幹男(すぎうら・みきお)氏

東京藝術大学美術学部芸術学科卒業、大阪市立大学大学院創造都市研究科修了(学術修士)。株式会社三和総合研究所(現、三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社)主任研究員、コンテンツ産業を支援するNPO法人等を経て、平成28年3月まで沖縄アーツカウンシル プログラム・ディレクターを務める。アーツカウンシル新潟設立とともに、プログラム・ディレクターに就任、令和5年3月退職。
全国各地のアーツカウンシル設立および運営に関わり、文化芸術政策のほか、都市・地域における文化産業を含めた地方自治政策全般を専門としている。

杉浦 幹男(すぎうら・みきお)写真

NPO法人沖縄青少年自立援助センターちゅらゆい副代表/事務局長
今木 ともこ氏

宮城県仙台市生まれ。沖縄在住ほぼ30年。社会福祉士、公認心理師、MBTI認定ユーザー。
大学では琉球方言を専攻。卒業後、合同会社を設立。
その後、フリーのフードコーディネーターとして活動しながら、高齢者のコミュニティと働く場所づくりを目的としたNPO沖縄シニアの会を発足、弁当販売や沖縄料理の食堂などを運営する。
2013年、NPO法人ちゅらゆいに入職、不登校の子どもの居場所kukuluにて、食育担当、事業統括等を経て現在に至る。

今木 ともこ写真

■次回以降の実施スケジュール(予定)

杉浦幹男氏が聞く、アート・コンテンツと地域振興シリーズ
vol.9 1月30日(木)19:30~20:30
vol.10 2月27日(木)19:30~20:30
※以後、毎月最終木曜日の19:30~20:30開催予定です。
※テーマ・ゲストは順次調整・決定しますが、主催者・登壇者の都合により、内容・スケジュールとも変更となる可能性があります。
予定しているテーマ
・音楽と福祉の連携
・観光振興にアートは有効か
・アートと地域の出会い方
・地域アーツカウンシルの挑戦
・不登校の子どもたちと音楽
・劇場・音楽堂の挑戦
・空き家に地域の芸術文化拠点を作る
・郷土芸能を継承するために
・アーティストが地域にいる意味
・文化振興ビジョンの策定に向けて
・文化政策の評価の仕方(予算獲得のために)
・ベンチャーキャピタルの視点         他

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