全員オンライン参戦の大チャリティイベントがついに開催! 株式会社クリーク・アンド・リバー社は、2020年6月18日(木)に大日本印刷株式会社(DNP)、株式会社NTT e-Sportsと共同で「eスポーツ企業対抗戦」を配信。初回配信では、「TERA HORNS(NTT東日本)」と「Ichigaya Gaming Lab(DNP大日本印刷)」が「ぷよぷよeスポーツ」で勝負を繰り広げました。

「全てのプレイヤーがオンライン参戦」という異例の形で行われた同イベント!
オンラインならでは独特の緊張感が漂う雰囲気を主催者のコメントとともにお届けします。

■「ぷよぷよeスポーツ」ルール
対戦ルールは3on3のチーム勝抜戦。
1試合は2セット先取で勝敗が決まり、最終的に3人倒したチームが勝利。

スタンバイが整ったところで、まずは「SEGA 細山田さん VS NTTe 影澤さん」によるエキシビションマッチからスタート。影澤さんが4連鎖で仕掛け先制、その後も順調に影澤さんが積み上げ攻め込み、見事勝利を手にしました。

◆らむだS選手 逆転の10連鎖が炸裂!

【Game 1】 ともちょす選手(TERA HORNS) vs. らむだS選手(Ichigaya Gaming Lab)

エキシビジョンマッチの興奮も冷めやらぬままスタートした本戦。ともちょす選手vsらむだS選手の対戦では、両者「GTR」(※)で攻め込みつつ、ともちょす選手が1セットを先取しましたが、らむだS選手もその後1セットを取り返す展開に。結局、ファイナルセットでは、らむだS選手の10連鎖が炸裂し、勝利を収めました。

※GTRとは…ぷよぷよの中でも代表的な折り返しの1つ。名前の由来は「グレイト田中連鎖」の略であるとされています。

◆きっつ選手 電光石化の連鎖!連鎖!連鎖!

【Game 2】らむだS選手(Ichigaya Gaming Lab)vs. きっつ選手(TERA HORNS)

勝ち抜いたらむだS選手ときっつ選手との対戦。序盤、きっつ選手が素早い仕掛けで攻める中、らむだS選手も連鎖の連発で対抗。ファイナルセット、ファイナルラウンドまでもつれ込んだ試合でしたが、きっつ選手に軍杯が上がりました。

◆にしにし選手 大技炸裂の激レア14連鎖!

【Game 3】 きっつ選手(TERA HORNS)vs. にしにし選手(Ichigaya Gaming Lab)

多彩な攻め方で互いに大連鎖を打ち合う中、14連鎖を叩き出した、にしにし選手が優勢に。そのまま攻め込む形で勝利を手にすると実況側・コメント欄も「これは大きい!」「14連鎖すごい」「うまい」と大盛りあがり。

史上まれにみる14連鎖で2セット連取したにしにし選手に対して、SEGA細山田さんも「プロの大会でもなかなか14連鎖は見ないですね!」と興奮気味にコメント。にしにし選手も「自分でもびっくりしました!」と満足げな表情を見せていました。

◆くっちゃん選手 追い詰めた敵は逃さない!

【Game 4】にしにし選手(Ichigaya Gaming Lab)vs. くっちゃん選手(TERA HORNS)

激しい連鎖の打ち合いを先に制したのは、くっちゃん選手。追い込まれた状態からなんとかポイントを返そうと試みるにしにし選手でしたが、くっちゃん選手の勢いは止まらず。そのままセカンドセットも奪取し、勝ち抜きました。

◆因縁の対決!連続連鎖 VS 大型連鎖!!

【Game 5】くっちゃん選手(TERA HORNS) vs. 爪選手(Ichigaya Gaming Lab)

小さな連鎖で牽制するくっちゃん選手に対し、大連鎖で攻撃を仕掛ける爪選手という構図で、ハイレベルな試合となった5本目。ファイナルセットでは、爪選手がスキを与えない攻撃で連取し、記念すべき同番組初回配信の頂点に立ちました。

◆勝利:「Ichigaya Gaming Lab(DNP大日本印刷)」

見事に勝利を手にしたのは、「Ichigaya Gaming Lab(DNP大日本印刷)」。勝者インタビューでは代表して爪選手がコメント。「控えの選手にも情報収拾をしてもらったので全員で取った勝利。楽しかったです」とその思いを吐露してくれました。

番組終盤には、MVPに輝いた爪選手と、ゲストのあめみやたいよう選手によるエキシビションマッチも。互いに牽制しつつ大連鎖を仕掛ける形で1ポイントずつ取り合いになりましたが最後は爪選手が、あめみやたいよう選手のニアミスに攻め込む形で勝利を奪取しました。

初回配信を終えて…「企業対抗戦の輪を広げていきたい」

異例のオンライン開催とはなりましたが、通例のeスポーツイベント以上に熱い戦いを見ることができた同イベント。このような状況下でも、企業間の垣根を超え、熱いコミュニケーションをとることができる証明ができたのではないでしょうか。最後に、主催した株式会社クリーク・アンド・リバー社・福地さんに今後の展望についてコメントをいただきました。

社会人プレイヤーの皆様と企業対抗戦の輪をこれからも広げていければと考えています。今後は実施希望を頂戴したタイトルでの開催を願っておりますので、対戦や交流や楽しんでみたい企業・法人団体の皆様、ぜひご応募ください。(▶︎応募はこちら)

なお、得られた収益の一部は、新型コロナウイルス感染の拡大防止に尽力されている医療機関などへ寄付される予定とのこと。同イベントは、2020年9月末まで、隔週(木)20:00〜22:00に「YouTube Live」ほかで配信予定です。

▶14連鎖が飛び出した「eスポーツ企業対抗戦」はYouTubeチャンネルで配信中

取材・ライティング:向井美帆(CREATIVE VILLAGE編集部)