テレビ業界の仕事は、多くが東京を中心とした首都圏に集中しています。しかし一方で、各地には全国ネットワークの地方局や地元密着型のテレビ局、そして地域の制作会社もあります。クリーク・アンド・リバー社は、日本全国のテレビ局とつながりを持っており、希望する地域での就職をサポートします。
今回は、クリーク・アンド・リバー社の東京本社から大阪支社への異動という形で地元・関西へのUターンを実現した金山奈央を紹介します。
金山奈央(28歳)
東京での就職とクリーク・アンド・リバー社への入社を決めた経緯は?
映画やテレビドラマのエキストラにボランティアで参加したことがあり、番組作りにずっと興味を持っていました。大学では元NHK職員の方が講師を務める授業を履修し、ますますテレビ業界への思いを強めました。就職活動では目標をテレビ業界に絞り込み、テレビ局や制作会社に応募しました。
クリーク・アンド・リバー社との出会いは3年生のインターンシップです。「働きやすそうな会社だ」と感じたことが印象的で、その後の就職活動でも有力な候補として考えていました。
テレビ局に就職した場合、配属される部署によっては担当する番組や分野が固定されてしまいます。制作会社の場合はその傾向がさらに顕著です。クリーク・アンド・リバー社はその点、幅広いテレビ局や制作会社と取引をしており、番組や分野にとらわれず経験を積むことができます。「将来はドラマや映画に携わりたい」という目標に向けた第一歩として、まずは幅広い知識や技術を身につけることが大切だと考え、クリーク・アンド・リバー社に入社を決めました。東京での配属を希望したのは、インターンシップを東京本社で行ったことと、「テレビの仕事をするならやっぱり東京!」という思いがあったからです。
関西へのUターンを考えた経緯は?
入社後、民放のバラエティ番組を制作するチームに配属されました。海外ロケにも参加するなど、「まさにテレビの仕事」という感じでとても楽しかったです。その後、同じ局の音楽番組にADとして配属。この頃から、仕事のハードさに徐々に疲れを感じるようになりました。
そこでクリーク・アンド・リバー社のエージェントに相談したところ、NHKがデスク補という職種で求人をしていることを教えてもらいました。デスク補とは、視聴率の計算をしてスタッフに伝えたり請求書の処理をしたりという、番組スタッフの中でも事務職寄りの業務を受け持つポジションです。この仕事に異動したところ、疲れやストレスから開放され、気持ちよく働けるようになりました。ところが残念なことに、しばらくすると担当の番組が終了することに。このときは、他業種への転職も含め、地元の京都へ帰ることも視野に入れて次の進路をエージェントに相談しました。
そこで紹介してもらったのが、現在の大阪での仕事です。仕事内容は、東京時代とほぼ同じデスク補とのこと。実は、関西に戻ったらもうテレビの仕事はできないと思っていました。ところが、できないどころか、東京時代に「続けたい」と思っていた仕事に再びチャレンジできるのです。「地元へ戻る」という希望が叶ううえに、テレビの仕事も続けられるとあって、大阪への異動を決めました。
現在の仕事と暮らしについて教えてください。
「音楽芸能班」に所属し、主に生放送の歌番組を担当しています。主な担当業務は、出演される歌手の方のスケジュール調整です。収録日には局内での案内も担当しています。さらに最近では、歌に合わせて画面に歌詞を表示する仕事も担当するようになりました。事前に歌詞を用意し、どのタイミングでどの歌詞を出すかを十分に確認したうえで本番を迎えます。やり直しのきかない生放送なのでとても緊張するのですが、「番組作りに貢献できている」という思いをこれまで以上に感じることができ、やりがいのある仕事です。
暮らしの面では、東京時代よりも随分とゆとりができました。出勤は10時頃で退勤は19時頃という一定のペースですし、土日祝は基本的に休みです。大阪は学生時代から馴染みのある町です。東京のように「知らない場所だらけ」という不安がなく、リラックスして毎日を過ごすことができます。学生時代の友人とも気軽に集まれるようになりましたし、すっかりご無沙汰していた家族や親戚の集まりにも参加できるようになりました。一人暮らしだった東京と比べて、生活費にもぐっと余裕ができました。
クリーク・アンド・リバー社の魅力を教えてください。
私は転職ではなく異動というかたちで「地元へ戻る」「テレビの仕事を続ける」という2つの希望を実現できました。社内でエージェントに相談するだけで、条件にマッチする職場を見つけてくれて、新しい職場へ参加する“お膳立て”をしてくれたのです。これが他の会社だったら、転職というかたちになります。新しい職場探しだけでも大変ですし、退職や入社の手続きなど、負荷は比べ物にならなかったと思います。
テレビ業界に限らず、新卒で仕事を始めたころは、「とにかく仕事を覚えるために何でも頑張ろう」と意気込むものです。でも、どこかで息切れしたり、ペースを変えたくなるときもあります。そんなとき、相談に乗ってくれるエージェントの存在はとても心強いです。私は今、テレビの仕事が好きだからこそ、無理のないペースで仕事をしていきたいと考えています。クリーク・アンド・リバー社では、「これ以上頑張ってしまうと仕事が嫌いになりそう」というときは、素直にエージェントに伝えられます。そして、上司などに働きかけてくれたり、アドバイスをしてくれたりと、何らかの対応をしてくれます。目標の仕事だけでなく、目標の働き方・暮らし方と出会えるのが、クリーク・アンド・リバー社だと思います。
未経験・異業種からチャレンジできるアシスタントディレクター求人
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