ゲームクリエイター

Game Creator

ゲームクリエイターとは、ゲームソフトやゲームアプリの制作や開発に携わる職種全般のことを指します。

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ゲームクリエイターとは

将来性 ★★★★☆
平均年収 500万円
関連資格 CGクリエイター検定
基本情報技術者試験
など
など
代表的なキャリアステップ ・デザイナー・イラストレーター
・ゲームディレクター
・ゲームプロデューサー
・ゲームプランナー
・ゲームプログラマー
・サウンドクリエイター
・シナリオライター
・デバッカー・テスター

ゲームクリエイターとは、ゲームソフトやゲームアプリの制作や開発に携わる職種全般のことを指します。

ゲームはさまざまな役割を持った人が作業を分担してひとつの作品を作り上げるため、職種も細かく分かれています。一般的にゲーム開発は以下のような流れで進行します。

・企画
・仕様書作成
・プログラム作成
・原画・音楽・シナリオなどの作成
・α版・β版の作成
・完成

ゲームに関わる仕事がしたい方は、具体的にはどの段階の仕事がしたいのか想像してみてください。 各段階で活躍するゲーム業界の職種には以下のようなものがあります。

ディレクター

ゲームディレクターは「ゲーム開発の監督・リーダー」です。開発に関わる制作スタッフをまとめ、企画から完成までのスケジュール管理などを担当します。

プロデューサー

ゲームプロデューサーは、予算・スケジュール・人員編成などゲーム開発を統括する仕事です。ディレクターがゲーム開発において制作の現場を担当するのに対して、プロデューサーはプロジェクト全体を統括します。

プランナー

ゲームプランナーは、新しいゲームを作る時に必要な企画書や仕様書を準備する仕事です。 ゲーム全体に関係するルールやキャラクター、画面レイアウト、シナリオ作成など細かい部分の設定にも関わります。

デザイナー

デザイナーの仕事は、ゲームに登場するキャラクターや背景、画面をデザインするだけではありません。2D/3Dデザイナー・キャラクターデザイナー・モーションデザイナー・エフェクトデザイナー・UIデザイナーなど細かく分かれていて、それぞれの職種は同じデザイナーでも役割が全く違います。

プログラマー

ゲームプログラマーとは、企画や仕様に合わせてゲームが動くようにプログラムを組むクリエイターのことを指します。ゲームの企画が実現可能か、企画などの上流工程から仕様の決定、開発まで幅広く業務に関わる場合もあります。

シナリオライター

ゲームのストーリーや展開を台本(シナリオ)として作成するライターのことです。ストーリー展開を作り上げるのはもちろんのこと、キャラクターの性格やセリフなど作品作りの根幹から幅広くゲーム制作に携わります。

サウンドクリエイター

ゲーム音楽の作成を行います。ゲーム内で使われるメインテーマやBGM、効果音などあらゆるサウンドを作成します。

デバッカー・テスター

ゲームバグを実際に取り除くのはエンジニアの役割ですが、テストプレイをして専任でバグを見つける作業をする人のことをデバッカーまたはテスターといいます。

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ゲームクリエイターの将来性

グローバルゲーム マーケットレポート2021 より
(画像引用:グローバルゲーム マーケットレポート2021

株式会社角川アスキー総合研究所が発表した、世界のゲーム市場の調査レポート「グローバルゲームマーケットレポート2021」によると、世界のゲーム市場規模は毎年順調に成長しており、2023年には2065億ドルに到達するといわれています。

ゲームクリエイターの需要も、ゲーム業界の成長とともに増加していくと予想されています。
なかでもモバイルゲームがPC・コンシューマーゲームと比較して高い売り上げを上げています。また近年は、VR技術の発展が目覚ましく、ゲーム業界でも活用が期待されています。

ゲームクリエイターに必要な資格

ゲームクリエイターになるのに必要な資格はありませんが、「CGクリエイター検定」「基本情報技術者試験」「C言語プログラミング能力認定試験」「Java™プログラミング能力認定試験」など、ゲーム業界で働くうえで役立つ資格は多数あります。
志望する職種に合う資格を取得することで、業務や転職・就職活動の助けになるでしょう。

ゲームクリエイターの年収とキャリアプラン

ゲームクリエイターには多くの職種があるため、年収も職種によって幅がありますが、ゲームクリエイター全般の平均年収は約500万円(2022年2月現在)と言われています。

年代別では、20代前半で350~400万円、20代後半で400~450万円、30代前半で450~550万円、30代後半で500~600万円となっています。

ゲーム業界の主な職種の平均年収は以下の通りです。

ゲームプロデューサー :400~700万円
ゲームディレクター :400~700万円
ゲームプランナー :350~700万円
ゲームプログラマー :300~450万円
ゲームデザイナー :300~400万円

普及し始めたばかりで扱える人が少ないソフトや、新しい技術を使いこなせるスキルを持った技術者にはそれに見合った高い年収が支払われます。
こうしたスキルによって職種内での差別化を図る方法の他に、上流の仕事へキャリアチェンジすることで年収を上げる方法もあります。

ゲーム業界ではゲーム開発の総監督であるプロデューサー、現場監督であるディレクターなど、開発に関する予算や人を管理する立場の職業は年収が高くなる傾向にあります。知識と経験を積んで、そうした職業を目指すのも良いでしょう。

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